中国海警船が南シナ海でフィリピン補給船に衝突 損傷

2026/09/19 更新: 2026/09/19

9月18日、中国とフィリピンが南シナ海で再び衝突した。南沙諸島のサビナ礁付近の海域で、中国海警局の船1隻がフィリピンの補給船に衝突。その後、双方が互いを非難した。

ロイター通信によると、フィリピン沿岸警備隊(PCG)は18日、中国海警局の船1隻が南シナ海で補給任務に当たっていたフィリピン船に衝突し、同船の手すりや甲板が損傷したと発表した。けが人は出ていない。

フィリピン沿岸警備隊によると、フィリピン漁業水産資源局(BFAR)の船「BRPダトゥ・マガット・サラマット」は当時、パラワン州沖約54海里の海域に向かい、フィリピン漁民に燃料を供給する任務に当たっていた。

フィリピン沿岸警備隊は、中国海警局の船が一連の危険な操船を行い、フィリピン船と衝突したと説明した。

フィリピン側は声明で、中国海警局が人道支援や民生目的の任務に従事していた政府船に故意に衝突したと非難した。

一方、中国海警局の姜略報道官は、中国海警局の「三洲澳」が「権益維持のための法執行活動」を行っていた際、フィリピンの3015号船が「突然加速して中国海警船の船首方向に斜めから進入し、接触が発生した」と主張した。

中国、フィリピン双方の声明からは、中国海警局の船の船首がフィリピン船に衝突した可能性がうかがえる。

フィリピン当局が公開した現場映像では、中国海警局の船とみられる船がフィリピン船を追うように接近し、船首を相手船の船尾に衝突させ、船尾の手すりを破損させる様子が確認できる。

(責任編集:陳鎮錦)