中国 芸能人3,000人超の行動情報を売買

「推しの居場所、売ります」中国で闇業者を摘発

2026/11/05 更新: 2026/11/05

好きな芸能人がいつ、どこへ行き、どのホテルに泊まるのか。中国では、そんな情報が数千円で売られていた。

中国メディアによると、芸能人やインフルエンサー3,000人以上の移動情報を不正に入手し、ファンに販売していた犯罪グループが摘発された。

移動情報は1件約3,000円から。人気スターの詳しい行動予定は4,000円以上で売られ、購入者がさらに高値で転売するケースもあった。

犯罪グループは、予約サービスの仕組みを悪用したり、航空会社などの内部関係者から情報を入手したりしていた。集めた情報はSNSやファン同士のチャットグループで宣伝し、購入希望者に販売。さらに、他人の個人情報を不正に調べる方法まで「手引書」として売っていた。

警察は主犯格ら38人を拘束。グループの違法収益は約4,400万円に上り、捜査ではさらに70以上の犯罪グループ、約600人の関与が浮かび上がった。

日本でも似た問題がある。2023年には、旧ジャニーズ事務所のタレントの実家の住所や利用する鉄道路線、私生活の写真などをSNSで売買しようとする投稿が問題となった。

ファンの「会いたい」という気持ちにつけ込み、個人情報を商品にする闇ビジネス。芸能人の行動情報が売買されることで、ストーカー行為や嫌がらせ、さらには別の犯罪に悪用される危険も広がっている。

李凌
中国出身で、日本に帰化したエポックタイムズ記者。中国関連報道を担当。大学で経済学を専攻し、中国社会・経済・人権問題を中心に取材・執筆を行う。真実と伝統を大切に、中国の真実の姿を、ありのままに、わかりやすく伝えます!
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