移民法を通していないDACAは「違憲」=米司法長官
トランプ政権は9月5日にDACA(ダカ)計画の廃止を発表し、代替策の立案を国会に要請した。同日行われた記者会見でセッションズ司法長官は、DACA計画は法定の手続きを得ずして成立したものであり、オバマ氏が「移民法」を回避して行政機関に法案を成立させたことは違憲だったと述べた。一方、共和党内でも廃止を強く求める強硬派と柔軟な対応を求め穏健派が対立し、意見の一致を見ていない。国家安全保障省は2018年3月までの半年間を猶予期と発表、全廃は2020年を予定している。
テキサス被災地に意外な「侵入者」警察沙汰に
8月下旬、ハリケーン「ハービー」が猛威を振るったテキサス州・ヒューストンでは最大1メートル30センチを超す浸水に見舞われる大惨事となり、多数の住民が避難を余儀なくされた。ヒューストン北東部に位置するハンブル市では、帰宅した住民が屋内に忍び込んだ「侵入者」と出くわし、警察沙汰となった。
川崎重工、NY地下鉄車両の契約で有力候補に 32億ドル規模
川崎重工が、32億ドル規模の米国ニューヨーク地下鉄の新型車両製造を契約できる可能性が浮上した。この入札では、これまでカナダ企業ボンバルディア社と中国企業による共同入札が契約候補に有力視されていたが、ニューヨーク地下鉄輸送当局が、ボンバルディア社との別の契約で問題が生じ、信頼を失墜させたとして最近、候補から消えたという。匿名の関係筋がロイター通信に明かした。
オバマ政権は「中国政権の転覆」について議論しなかった=元ホワイトハウス高官
ホワイトハウス元高官によると、中国共産党の中央当局では数十年に渡り「米国は、中国の政権転覆させようとしている」といった被害妄想的な恐怖を抱いており、いまだに中国の対米政策に影響をおよぼしている。しかし、実際の「転覆」への動きについては、オバマ政権内では「まったく議論しなかった」という。
航空自衛隊が米軍爆撃機と共同訓練 米韓両軍も実弾演習を実施
北朝鮮が29日に火星-12ミサイルを発射したことを受け、航空自衛隊は米軍の爆撃機編隊と共同訓練を実施し、北朝鮮をけん制した。米軍機はその後韓国軍と実弾演習を行った。米軍のB-1B爆撃機と最新鋭のF-35B戦闘機が同時に韓国入りするのは今回が初めてであり、米軍が攻撃体制にあることをアピールしたと指摘されている。米AP通信が報じた。
北ミサイル、意図的に射程を抑えて発射=韓国国防部
韓国の国防部は31日、国会の国防委員会で北朝鮮が29日に発射した「火星12」について、「中距離弾道ミサイル(IRBM)を通常角度で、約2分の1の射程距離で発射実験した」と分析した。
【動画】洪水で漂う ヒアリの巣が移動=米ヒューストン
ハフィントンポスト紙は、被災地で相次ぎヒアリの巣が水に漂い移動していると報道。動画が投稿されたTwitterにも「私も冠水の道路を泳いでいると、ゴルフボール大の巣が浮いているのを見た」など目撃者のコメントが書き込まれた。
カトリーナ超え被害は米史上最悪か 国民総生産0.8パーセントに相当=米紙
米民間天気予測大手アキュー・ウェザーによると、ハリケーン・ハービーは、自然災害がもたらす経済被害額として米国史上最悪となる1600億ドル(約17.6兆円)と推計した。この額は米国国民総生産の0.8%に相当する。
米国、朝鮮半島の軍備増強へ ステルス戦闘機など配備か
ミサイル威嚇を続ける北朝鮮に対して、米国は、韓国にステルス戦闘機、爆撃機、原子力潜水艦など、さらなる軍備増強を図る可能性がある。韓国大統領府の関係者の話を米CNBCが30日、報じた。
テキサス州襲来の大型ハリケーン 洪水被害は甚大
大型ハリケーン「ハービー」が25日、米国南部テキサス州に上陸した。米メディアによると、2日間で暴風雨、洪水、竜巻を発生させ、これまでに少なくと5人が死亡し、数十人が負傷した。
米ニューバランス、中国商標侵害で勝訴 賠償金1000万元
米スポーツ用品大手のニューバランス(New Balance)は、中国企業2社と1個人を相手取った商標侵害の訴訟で、勝訴した。地裁は被告に対して過去最高額となる1000万元(約1億6500万円)の賠償金の支払いを命じた。中国で外資企業が勝訴するのは極めてまれ。米トランプ政権はこのほど、中国による知的財産権侵害調査を始めると発表したばかり。
米ハーバード大学、中国から3億6000万ドルの寄付受け取る
米名門校ハーバード大学は、中国資本から、これまでに少なくとも3億6000万ドルの寄付を受け取っている。米外交専門家は、中国当局が、米国の最も重要な教育機関を、中国都合に基づいて操作しようとしていると警告する。
【動画】神秘的な2分40秒 米国で皆既日食
8月21日、世界で唯一、米国だけで皆既日食が観測された。国内で観測されるのは38年ぶり、北米を横断して広い範囲で見られたのは、99年ぶり。
米バノン首席戦略官が退任 2日前「米中は経済戦争状態」と発言
米ホワイトハウスは18日、スティーブ・バノン首席戦略官兼大統領上級顧問(63)が職を退任すると発表した。米フォックスニュースは、トランプ政権内で強硬的な大衆主義者のバノン氏が、穏健派高官との間で政策をめぐり意見が対立したことが、退任の理由だと報じた。
日米2プラス2、対北朝鮮で中国とロシアに更なる役割求む
米国ワシントンDCで8月17日、3年ぶりとなる日米安全保障協議委員会(日米「2+2」)が開催された。トランプ政権の下での初めての開催となる。北朝鮮による核ミサイル脅威や、東シナ海や南シナ海など、アジア太平洋地域の安全保障が一層厳しさを増す中、日米同盟を更に強化する意図を確認した。
米国務省、信教の自由報告書を発表 ティラーソン長官が法輪功問題に言及
米国務省は15日、米国を除く世界199の国と地域の信教の自由に関する2016年版報告書を発表した。ティラーソン国務長官は報告書の発表に合わせて演説し、信教の自由が酷く侵害されているとして中国とイラン、サウジアラビアなど7つの国を名指した。その中で、法輪功問題についての言及があった。報告書の発表はトランプ政権が発足後、初となる。
米国、中国へ制裁を検討 貿易調査を14日指示=米紙
米トランプ大統領は中国に対して貿易調査を準備している。米政治メディア「ポリティコ」が11日、米政府筋の話として報じた。調査の結果により高関税が設けられる可能性がある。緊張が高まる北朝鮮に対して、貿易を通じた制裁で中国に強く行動を促す狙いがあるとみられている。
北朝鮮めぐり「今夜、習近平主席と話し合う」=トランプ大統領発言
米トランプ大統領は12日、緊張が高まる北朝鮮問題について「今夜、習近平主席と話し合いたいと強く考えている」と述べた。滞在先のニュージャージー州で行われた国家安全保障に関する会議の後、記者会見で明かした。中国に、北朝鮮対応で動きを見せるよう求めるとみられる。
米警察学校の最も過酷なテスト「笑っちゃダメ」
公共の安全を守り、犯罪を取り締まるタフな仕事をこなす警察官になるため、警察学校の学生は心身を鍛えあげる厳しいトレーニングを受けている。彼らは「いかなる状況でも動じない」強靭な精神力も求められる。学生たちが挙げた、最も難しいテストは、何と「笑ってはいけない」だった。
18年前、トランプ氏はすでに北朝鮮の核の脅威に言及
ドナルド・トランプ大統領は、18年前の米NBCのインタビュー番組に出演した際、自分がもし大統領になった場合の対北朝鮮政策について語っていた。トランプ氏は「核拡散は最大の問題だ」とし、北朝鮮が制御不能になるまえに「交渉で最大限の成果を出したい」と述べていた。
「友情」築こうとする中国、トランプ氏の娘夫婦に専門家「警戒を」
中国問題に詳しい専門家は、中国共産党による外交手法は、個人的な「友情」関係を築き、中国に不都合な発言を米連邦議会に持ち上げない人物を操作することだとし、2人が中国側の手法に注意するよう、警告している。
北朝鮮、水素爆弾を開発中か=米メディア
挑発行為を続ける北朝鮮には新たな脅威の可能性が浮かび上がった。米当局者によると、北朝鮮は現在水素爆弾開発に取り込んでいる。これが成功し、水爆を搭載した大陸間弾道ミサイル(ICBM)を米本土に到達すれば、米が第2次世界大戦時に広島と長崎に投下された原爆より強力で、数百万人の犠牲者ができる恐れがある。
トランプ米政権、中国の貿易慣行調査へ=米メディア
トランプ米政権は1日、中国の貿易慣行について調査を検討していることが分かった。不公平な貿易があると認められた場合、米政府は中国製品に関税を引き上げるなどの制裁を強化する。同時に、米政府は中国当局に対して国内知的財産権侵害への取り締まり強化に関して圧力をかけていく。複数の米メディアが報じた。
米テキサス州でジカウイルス感染例 今年初
外務省によると、テキサス州で7月26日、今年最初のジカウイルス感染症例が発生した。州保健当局によれば、感染した患者は、最近テキサス州外に渡航しておらず、過去数カ月の間に州内で蚊に刺されて感染した可能性が高いという。
キルト新時代のヒーローが初来日! 今、モダンキルトの時代展~世界が注目するルーク・ヘインズ&アメリカの新鋭10作家たち~
アメリカでは今から10年ほど前に、30代のキルト愛好家たちが中心となり、自分好みのインテリアやファッションにマッチする、シンプルでいてスタイリッシュなキルトを作ろうという動きが起こりました。彼らはSNSを使って、作品を公表し合い、そのムーブメントは全米から世界へと広がっていきました。それが「モダンキルト」と呼ばれる新しいジャンルになり、発展し続けています。
緊張する中印国境、米印日が軍事訓練を実施 中国当局をけん制
6月中旬以降、中国とインド間の国境で双方の兵士が対峙し続く中で、インドは中国当局をけん制するため、10日同国南部沖で米国海軍や日本の海上自衛隊による大規模な軍事共同訓練を実施し、またチベット亡命政府への支持や東南アジア諸国との連携を強めている。
公立校で有神論授業の開講を許可 米ケンタッキー州で法案通過
米ケンタッキー州議会で6月28日、公立の小中学校で有神論の授業を行うことを許可し、保護するという法案が通過した。
親友が明かす ドナルド・トランプ「解説書」 その2
トランプ大統領を多面的にとらえてみると、建築業者としては、コストをカットし工期を短縮できるならば、建築現場の作業者だろうがエンジニアだろうが、あらゆる人の意見に耳を傾けるという、柔軟で気さくな一面も持っている。
「より一打に集中できている」 引退表明後はじめてのツアーを迎える宮里藍に独占インタビュー
LPGA女子ゴルフツアー「ウォルマートNWアーカンソー選手権」が現地時間6月23日(金)にアメリカ・アーカンソー州のピナクルCCで開幕した。同大会は、先日、今シーズン限りでの現役引退を表明した宮里藍選手が2012年優勝している。これからファイナルシーズンを迎え意気上がる宮崎選手にWOWOWが現地で独占インタビューを行った。
米元国務省職員、中国に極秘情報漏えいで起訴
米司法省22日の発表によると、中国の諜報員に極秘情報を売り渡した疑いと、取り調べで虚偽の供述をしたとして、米国務省・外交保安局の元特別捜査官を「スパイ防止法」違反で起訴した。有罪判決が下った場合、最高で終身刑か死刑を言い渡される可能性があるという。米ABCニュースなどが報じた。