さっぽろ雪まつり、大通の雪像設置せず オンライン開催へ
2月5日から12日まで開催予定の札幌市中央区の「さっぽろ雪まつり」は、中共ウイルス(新型コロナウイルス)感染症拡大により、大通会場での雪像を設置しないことが決まった。
第68回 さっぽろ雪まつり
毎年全国から300万人近い観光客が訪れる「さっぽろ雪まつり」が、今月6日に開幕した。会場には大小合わせて200の雪や氷の像が立ち並んでいる。大通公園には、パリの凱旋門をかたどった高さ17メートルを超える大雪像や、去年「PPAP」の曲で世界中で人気者となったピコ太郎さんの雪像などが展示されている。大通り・すすき会場、つどーむ会場の3カ所で今月12日まで開催されている。
第67回 さっぽろ雪まつり
さっぽろ雪まつりは、1950年に地元の中・高校生が6つの雪像を大通公園に設置し、雪合戦、雪像展、カーニバル等を開催したことをきっかけに始まった。5万人あまりの人出で予想以上の大人気だったという。以後、札幌の冬の行事として市民に定着していくことになる。第10回開催の1959年には雪像制作に2,500人を動員、はじめてテレビ、新聞でも紹介され、翌年からは本州からの観光客も増えて大盛況となり、札幌の雪まつりから日本の雪まつりへと発展していった。1972年には、冬季オリンピックが札幌で開催され、今では国内外から約