中国株市場の混乱 政治的絡みが主因か=香港紙
2月25日中国株式市場主要株価指数の上海総合は、市場短期金利の急上昇で流動性の縮小と人民元下落の観測から、売り手が優勢となり前日比6.41%安の2741ポイントの終値を付けた。同日上海市場と深セン市場では約1400の銘柄がストップ安となった。
権威筋「中国経済はL字型」=人民日報
中国共産党機関紙「人民日報」は5月9日、中国指導部と深い繋がりがあるとみられる「権威筋の人物」へのインタビューを掲載し、中国経済が今後も厳しい局面にあることを示した。
中国株、取引開始からわずか29分で終日取引停止に
7日の中国株式市場主要株価指数である滬深300指数(CSI300)が取引開始後に下落し、現地時間9時43分に下げ幅が5%に達したため、上海と深セン両株式市場で15分間の一時取引停止のサーキットブレーカーが発動された。9時58分から取引は再開されたが、CSI300の下落が止まらず、下げ幅は7%に達した。そのため、取引は終日停止となった。
分析:中国株式市場のサーキットブレーカー制度は空売りの便利な道具なのか
1月4日は2016年中国株式市場の最初の取引日で、昨年、中国政府当局が発表したサーキットブレーカー制度の実施日でもある。この日、国内景気先行き不安感や8日に控えた上場企業大株主の株式売却禁止令の解禁観測で売り注文が集中したため、A株式市場主要株価指数の滬深300指数(CSI300)の下げ幅が5%と7%のサーキットブレーカー発動の限度幅に触れた。
中証監、サーキットブレーカー制度一時停止へ 大株主の保有株売却新措置発表
中国証券管理監督当局は、1月4日から導入したばかりのサーキットブレーカー制度の一時停止を決定した。
中国、サーキットブレーカー制度を導入
中国上海証券取引所、深セン証券取引所と中国金融先物取引所は4日、中国証券取引監督管理委員会(証監会)の承認を得て、来年1月1日からサーキットブレーカー制度(一時売買停止制度)を実施するとの共同声明を発表した。