王岐山氏 最高指導部会議に出席、影響力が健在=香港メディア
中国共産党中央規律検査委員会の前トップの王岐山氏はこのほど、党最高指導部の会議に出席した。王氏は、10月下旬に閉幕した党大会で政界の最前線から退き、一般の党員となった。専門家は、王氏が同会議に出席したことが今後引き続き党内で絶大な影響力を発揮していくのを意味する、と指摘した。
中国共産党新指導部、江沢民勢力が後退
中国共産党は現地時間25日正午ごろ、党大会閉幕日の24日に選出された第19期中央委員会による第1回総会(1中全会)を開催し、最高指導部である第19期党中央政治局常務委員会(7人)と最高指導部に次ぐ党中央政治局委員(25人)の人事を選定した。新最高指導部人事には習近平国家主席に近い人物が多く登用され、党内江派勢力が後退した。