WHO「対中迎合」の内情 SARS後の浸透工作が奏功か
中共ウイルス(新型コロナ)感染症が発生した当初、世界保健機関(WHO)のテドロス・アダノム事務局長は、露骨な中国共産党政権寄りの言動で、国際的な批判を浴びていた。
中国、WHO募金キャンペーンを実施 3週間でわずか45万円
世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は3月、中共ウイルス(新型コロナウイルス)の感染が拡大している国・地域に必要な物資を届け、医療支援を行うために、グローバル募金キャンペーンを立ち上げた。中国国内では、中国人口福利基金会が、5月18日に同キャンペーンを開始した。しかし、6月11日未明までに、集まった資金はわずか3万元(約45万4200円)余りだった。
<中共ウイルス>台湾高官がWHOへの電子メールを公開、「12月末に人から人への感染を警告した」
世界保健機関(WHO)はこのほど、中共ウイルス(新型コロナウイルス)の人から人への感染をめぐって、台湾政府は警告しなかったと主張した。これを受けて、台湾の中央感染症指揮センターの陳時中指揮官が4月11日の記者会見で、昨年12月末、WHOに送った電子メールの内容を公開し、台湾政府は当時から中共ウイルスの人から人への感染に警鐘を鳴らしたと強調した。
WHO事務局長補、「台湾の加盟は?」の質問に取材打ち切る
香港メディアRTHKはビデオ取材で、ブルース・エイルワードWHO事務局長補に「台湾の加盟を検討しますか?」と質問した。次の瞬間、事務局長補は固い表情で押し黙った。記者が質問を繰り返すと、彼はビデオを遮断し、一方的に取材を打ち切った。
「テドロス氏を守ろう!」と中国紙、エチオピア外相時代に1兆円融資と明かす
世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は、中共肺炎(COVID-19)のまん延をめぐって情報隠ぺいを行う中国当局を露骨に擁護しているとして、欧米メディアからバッシングを受けている。中国政府系メディアはこのほど、同事務局長への支持を訴える評論記事を掲載した一方で、同氏が本国エチオピアの外相を務めた際、中国側が同国に1兆円以上の融資を行ったと明かした。
WHOの親中ぶりを批判 タイ代表が「ぜひ武漢で会議しよう」と皮肉
世界保健機関(WHO)は3月8日、中国で発生した中共肺炎(武漢肺炎、COVID-19)が世界100カ国・地域に広がったと発表した。WHOのテドロス事務局長らが中国共産党政権寄りの姿勢を示し、一部の国の政府に対策を遅らせたことに、WHOへの非難が高まっている。WHO内部でもテドロス事務局長らへの批判も上がり、ネット上ではWHOのタイ代表の関連会議での発言が注目された。