政府、700億円出資で国内5G技術を支援 中国をけん制
政府は700億円近くを投じて、国内の電子通信事業者に補助金を出し、次世代通信規格5Gの開発に乗り出す。
米、ノキア、エリクソンに異例の投資を検討 5Gめぐるファーウェイ対抗策=米司法長官
2月6日、米国高官は次世代通信規格5G設置で、フィンランドのノキア(Nokia)とスウェーデンのエリクソン(Ericsson)を支援する投資計画を積極的に検討すべきだと述べた。両社は、中国通信機器大手ファーウェイ(華為技術)に競合する数少ない企業。通信技術は各国の安全保障上の重要項目となっている今、米中は、世界で優位性獲得を争う「5G覇権争い」を続けている。
欧州5G配備、華為排除でも10万人の中国ハッカー攻撃で金銭的負担=分析
欧州の著名な通信業界分析企業は、年次予測のなかで、 「中国問題の議論は未熟な見方が多く、欧州に導入する主要技術を独裁国家に渡すことの影響力を深く考えていない」
グリーンランドの通信当局、5G構築にエリクソン 華為選ばず
グリーンランドの通信事業社は、次世代通信規格5G網構築のために、中国IT大手の華為技術よりもスウェーデンのエリクソンを選択した。米国は夏以降、同盟国や友好国に対して、5G網のために、中国軍との繋がりの強い華為技術を排除するよう呼びかけていた。
米国、海外メーカー中国製5G製品の排除を検討=WSJ
次世代通信規格5Gをめぐり、米国政府は中国以外の国で設計および製造されているものに限定する方針だという。中国共産党と軍との関連が強い通信大手・華為技術(ファーウェイ)を含む中国メーカーの機器の完全排除を検討している。米ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が23日に報じた。
鴻海傘下企業、ノキア携帯事業を買収
台湾鴻海精密工業傘下の富智康集団(FIHモバイル)は5月18日、フィンランド企業のHMDグローバルとともに、米マイクロソフトとの間で、マイクロソフト傘下「ノキア」ブランドの従来型携帯電話(フィーチャーフォン)事業を買収することで合意したと発表した。買収金額は3億5000万ドル(約385億円)で、今年下半期に買収契約を終了させるという。