世界経済見通しを下方修正 英国ショックが主因=IMF

国際通貨基金(IMF)は19日に発表した世界経済見通し(WEO)で、2016年と17年の世界経済成長率見通しについて、4月時点の見通しからそれぞれ0.1%引き下げ、16年は3.1%、17年は3.4%と下方修正した。理由として、6月のEU離脱をめぐる英国国民投票における想定外の結果による衝撃で、消費者や投資家の心理的不安が広がった上、「経済、政治、制度をめぐる不透明感の大幅な増大」などを挙げた。
2016/07/21