中国化工集団、シンジェンタ買収で3.4兆円以上資金調達=米WSJ
中国国有化工大手の中国化工集団(ケムチャイナ)は2月初め、総額430億ドル(約4兆8600億円)でスイスの世界農薬最大手シンジェンタを買収すると発表した。中国企業として海外企業合併・買収(M&A)案件の中で過去最大規模となった。28日付ウォールストリート・ジャーナルによると、現在同社はシンジェンタの買収に向けて、中国国有投資金融大手中信集団傘下の中信銀行や欧州の金融大手から300億ドル(約3兆3900億円)以上の融資を受けた。