米のソレイマニ司令官殺害、中国最高指導部に衝撃か 「警護体制を強化」との報道
1月3日、米軍は無人機を使い、イラクの首都バグダッドにあるバグダッド国際空港にいたイラン革命防衛隊コッズ部隊のカセム・ソレイマニ司令官などを殺害したことに関して、中国では一部のネットユーザーから支持の声が上がった。海外中国語メディアの報道では、米政府がソレイマニ司令官を殺害したのを受けて、中国最高指導部は警護体制を強化した。
中国共産党序列5位の王滬寧氏 1カ月姿を見せず、プロパガンダの失敗と関係か
中国最高指導部の1人である王滬寧氏が、約1カ月公の場に現れていないことに対して国内外から注目が集まった。王氏は党内序列5位で、イデオロギー・プロパガンダを担当する。一部のメディアによると、最高指導部は王氏を自宅軟禁し、政策の失敗を反省させている。
王岐山氏 最高指導部会議に出席、影響力が健在=香港メディア
中国共産党中央規律検査委員会の前トップの王岐山氏はこのほど、党最高指導部の会議に出席した。王氏は、10月下旬に閉幕した党大会で政界の最前線から退き、一般の党員となった。専門家は、王氏が同会議に出席したことが今後引き続き党内で絶大な影響力を発揮していくのを意味する、と指摘した。