中国反腐敗当局が「変革」記事を掲載 行間に含まれたメッセージとは
18日の中国共産党第19回全国代表大会(19大)を控えるなか、党中央規律検査委員会は「変革:革故履新 守正出新」を題とする文章を掲載した。習近平政権2期目のスタートを切る直前に、政局の行方に対する予告とも読み取れる同文章は憶測を呼んでいる。
体制内部から中宣部への反発が強まる 江沢民派最後の陣営が危ない?
中国政治体制の内部から、報道・言論の自由を求める声が強まり、メディアを統制する中共中央宣伝部(中宣部)に対する逆風が強まっている。中国問題専門家は、習近平陣営がイデオロギーの主導権を握る江沢民派支配下の中宣部を粛清するのではないかとみている。