墓地の高騰に青息吐息「生きるも難儀、死ぬも難儀」=中国
中国では「清明節」の4日前後はお墓参りのシーズンで、今年のこの時期に話題を独占したのは、墓地価格の高騰だった。上海の墓地の1平米当たりの単価は同市の分譲住宅の平米単価の4倍以上と、もはや庶民がおいそれと手の出せない域に達しようとしている。巷では「死ぬも難儀」との言葉があちこちで聞かれるほどだ。
中国空き家増加 過去最高水準に
中国国家統計局が1月19日発表した最新統計データによると、2015年国内で売り残った分譲住宅床面積(空き家)は14年末と比べて9484万平方メートル増の7億1800万平方メートルと過去最高水準になった。中国当局は昨年、利下げ6回、預金準備率の引き下げ5回の実施などの刺激対策と住宅販売優遇政策で、過剰供給による住宅の在庫削減を図ってきたが、経済鈍化による需要低迷が主因で、住宅の在庫減少どころか逆に増えている事実が浮き彫りになった。
北京市新築分譲住宅の成約件数、9年ぶりの低水準
【大紀元日本6月30日】いつ弾けてもおかしくない中国の不動産バブルは正念場を迎えている。北京市の上半期の新築分譲住宅の販売面積は275万平方メートルにとどまり、9年ぶりの低水準に突入した。一方、新築分