「端午の節句」の竜船レースとちまきの由来
旧暦の5月5日は、中国各地や台湾では、伝統的な「端午節」(端午の節句、「端陽節」ともいう)を祝います。ちなみに、今年は今月の22日です。「端午節」は、中国の戦国時代の楚(そ)の国に生きた賢明な大臣・屈原(くつげん)を追悼する記念日で、竜船(ドラゴン・ボート)を競い合い、ちまきを食べるなどの風習があります。
【漢詩の楽しみ】劍門道中遇微雨(剣門の道中にて微雨に遇う)
詩に云う。私の衣は、旅のほこりと酒のしみが混じって汚れている。そんな長旅のどこにいても、私の魂は激しく揺れていた。この私は、いったい詩人になるべき人間なのかどうか。それを思いながら、細やかな雨のなか、驢馬に乗って剣門に入っていく。
端午の節句 もとは邪気払い
【大紀元日本5月14日】 龍舟レースと粽で屈原を偲ぶ 5月5日は端午の節句。七草がゆ(1月7日)、桃の節句(3月3日)、七夕祭り(7月7日)、菊の節句(9月9日)と並ぶ五節句の一つで、元は中国から伝