「社会主義で家族が崩壊」「夫婦は競争相手じゃない、補い合うもの」米教授が講座
…ある日、どの国でも「自由主義」を国教とし、国民のすべてが自分の思う通りにできることが不可侵の権利であり…子どもは公共財産で、親は行政が規定する指導要領しか教えられなくなる。フェミニズム、性の解放、同性愛、これらの知識が伝統的な家庭概念に反すると教える教師は「差別主義」と糾弾される。すべての女性は男性と同じ仕事をして、専業主婦は許されない…
ソ連の「フリー・ラブ」実験の失敗(2)
1927年前半、ソ連では、男女はそれぞれ平均4回の結婚・離婚を繰り返した。共産主義により「性の解放」「フリー・セックス」を教え込まれた国民は、結婚の意義を見いだせなくなった。
ソ連の「フリー・ラブ」実験の失敗(1)
「フリー・ラブ」「性の解放」と聞くと、70年代のヒッピー文化を思い出す人は多いだろう。しかし、その50年前に、共産主義政権ソビエト連邦が、伝統的な家族の形を崩壊させるために利用した思想のひとつだった、ということを知る人は少ないかもしれない。