「日本に劣る民族に」発言の大学教員が処分される=中国
最近、中国の大学で「学生スパイ」の密告によって処分を受けた教員は相次いだ。北京建築大学は4月、同大の許傳青准教授は昨年9月の授業で、「不適切な日中比較を行った」として処分したと発表した。
スポーツ、獅子舞い、オペラコンクール…孔子学院は「地域社会に根を下ろす」
劉雲山・前政治局常務委員は、2014年ドイツで開かれた孔子学院欧州会議で、孔子学院は「中国の夢」と世界との友好を結ぶ「心の高速鉄道(心霊高鉄)」と表現している。その心と共産党とつなぐため、浸透工作は語学だけに限らない。
米FBI、孔子学院をスパイ容疑などで捜査対象「米国社会の脅威」
2月13日、アメリカ連邦議会上院の情報委員会の公聴会でクリストファー・ライ(Christopher Wray)FBI長官は、米国にある中国政府対外機関「孔子学院」について、スパイ活動などの違法行為に係わる疑いで、捜査の対象にしていると公言した。
知られざる迫害 文化大革命に翻弄された原爆開発者らの運命
中国では、1964年10月16日に初の原子爆弾の爆発に成功し、それから1966年10月27日に初の核弾頭搭載の地対地ミサイル飛行爆発、1967年6月17日に初の水素爆弾の空爆実験、1970年4月24日には初の人工衛星の打ち上げなど、次々と成功させた。
文化大革命中 広西省で集団人食い=中国政治学者
1990年代に米国に移住した中国政治学者の宋永毅氏(68)は、1960~70年代の文化大革命などの非常な時期に「シュビッツ収容所での集団虐殺よりもっと残酷の集団人食い」が起きたと告発している。その著書「広西文革機密档案資料」(電子ブック、米中国系出版社・明鏡出版社2016年出版)は、独自入手した中国当局の機密資料や各方面の調査結果として詳述した。概要を以下にまとめた。
中国社会に見られるルネサンス
中国では近年、茶道や書道などの伝統文化を楽しむ「お稽古」の人気が高まっている。簡体字ではなく、伝統的な繁体字を書く人も現れ、20代の人達にもこのような「ルネサンス」の傾向が見られる。彼らは繁体字を書くことによって、道徳を重んじた伝統文化との距離が縮まると考えているようだ。中国社会に広がる物欲主義に、閉そく感を覚えていると指摘する声もある。
唐山大地震から40年 習主席の積極的姿勢を読み解く
今年の7月28日、20世紀最大規模の震災関連被害を出した唐山大地震から40年目たつ。中国の歴代の指導者層は、追悼行事に目立った対応を取ってこなかった。だが今年、習近平国家主席は唐山大地震の追悼行事に積極的な姿勢を見せた。これは何を意味しているかについて、大紀元評論家の周暁輝氏が読み解く。
江沢民派権力領域の中央宣伝部 習近平氏ついにメスを入れるか
中規委はこのほど、中央宣伝機関である共産党中央宣伝部(中宣部)に対し、プロパガンダが出遅れていること、腐敗が存在することなど5つ問題点をあげて批評した。中国の政治情勢に詳しい専門家は「習近平指導部が(江沢民派の勢力基盤である)中宣部を粛清する前兆だ」と解読している。
「信用できない」が原因で中国企業年間10兆円損失
中国政法大学が5月21日に発表した『中国誠信建設状況研究報告書』によると、信用度の低さで中国企業には毎年約6000億元(約10兆500億円)の経済損失がもたらされている。この報告書は、中国政法大学の中国誠信建設研究センターと一部の政府関係部門やマスコミなどが合同で行ったもので、信用調査として中国初の権威ある調査報告書だという。
神韻台湾ツアー開幕 本土からも多くの観客「ネット封鎖を突破してきた!」
3月17日、アメリカに本拠地を置く神韻芸術団の2016年世界ツアー・台湾公演が開幕した。初日公演の会場、国立台湾芸術大学演芸庁劇院に詰めかけた観客の間では、さまざまな地方訛りの中国語が飛び交い、昨年同様、中国全土からも多くの観客が来場した。
最高人民検察院「1.7万缶の偽粉ミルクが市場に流通」
違法ワクチン問題の実態が明らかになったばかりの中国で、新たに子供の健康を脅かす粉ミルクに関する事件が発覚した。
中国政府最高人民検察院は3月22日、上海警察当局が昨年9月に有名ブランドと偽って乳児用粉ミルクを製造販売したとして組織を摘発してから、今年1月8日までに、事件に関連した容疑者計7人を勾留したと同公式ウェブサイトで発表した。
体制内部から中宣部への反発が強まる 江沢民派最後の陣営が危ない?
中国政治体制の内部から、報道・言論の自由を求める声が強まり、メディアを統制する中共中央宣伝部(中宣部)に対する逆風が強まっている。中国問題専門家は、習近平陣営がイデオロギーの主導権を握る江沢民派支配下の中宣部を粛清するのではないかとみている。
赤を多用する現代中国「伝統ではなく、血を好む共産党の宣伝」
赤い花火、赤いランタン、赤い衣装…現代中国は赤を多用する。旧正月の行事でも赤い龍や獅子舞が世界中で舞った。しかし、中国人は昔から赤を多く使っていたわけではない。1949年以後に中国共産党が「流血の象徴」として、社会を血で染めるように使い始めたのがきっかけであることを知る人は少ない。
共産党元老の娘、文革の被害者に謝罪 識者「パフォーマンス」
【大紀元日本1月14日】1966年から1976年まで中国全土を吹き荒れた文化大革命の嵐。紅衛兵による組織的な暴力が全国で展開され、犠牲者は1000万人に上るとも言われている。紅衛兵の主体が学生であるた
117年の歴史ある古寺、土地収用で破壊される=福建省
【大紀元日本12月13日】福建省福州市に建つ117年の歴史ある瑞雲寺が8日、土地収用の目的で市当局により取り壊された。この寺に仕えていた尼僧の2人(70歳と84歳)は3年前に収用が通知されてからこれま
北京でプロパガンダ看板乱立 「文化大革命再来か」
【大紀元日本8月10日】中国当局は最近、「民族の偉大なる復興を実現」という習近平国家主席の「中国夢」を宣伝するキャンペーンを打ち出した。北京市内では、社会主義と共産党を讃えるさまざまな看板が立てられて
人類史としての神韻 大いなる宇宙への回帰
【大紀元日本4月27日】神韻を他のものに譬えるのが適切でないことは承知している。誤解を恐れずに言うならば、神韻の会場は、満点の星を映し出すプラネタリウムのような空間であるかも知れない。神韻とは、まさに
<赤龍解体記>(39)_deng_小平の談話、本物か偽物か
【大紀元日本11月7日】_deng_小平の談話と言われる文章が、中国のネットで出回っている。その信憑性は現時点で考察しかねる。この文章が本物であれば、将来、大変なことになりそうだが、偽物であれば、そ
中国共産党建党記念活動に批判の声 海外メディア「共産党は凋落」
【大紀元日本7月1日】7月1日の中国共産党建党90周年を控え、中国は全国が紅(あか)一色に染まっている。紅歌、紅舞、紅のドラマ、毛沢東の詩の暗誦など文化大革命を彷彿させる異様な様相を呈している。党の
毛沢東批判で大論争 米紙「中国を彷徨う赤い幽霊」
【大紀元日本6月25日】中国の著名な改革派経済学者、茅于軾氏(82)が4月末、自身のブログで毛沢東について論じた約5000字の文章が中国国内で大きな波紋を広げている。「毛沢東をタダの人間に戻そう」と
北京の大学、教室に監視カメラ 学生間の密告「文化大革命のよう」=ドイツ紙
【大紀元日本6月2日】中国当局は最近、北京の大学生への思想教育とコントロールを強化し、専門機関を立ち上げて学生間の監視、当局への密告を推し進めている。「文化大革命に逆戻りしている」との声が寄せられて
中国バレーボール女子、毛沢東作品暗記で、ロンドン五輪制覇を狙う
【大紀元日本5月9日】来年7月にロンドンで開催されるオリンピックに向けて、中国バレーボール女子チームの新しい戦略が打ち出された。毛沢東の作品「長征」を暗記することだ。この戦略の発表は中国の世論を騒が
中国人画家、張紅年氏 東京でチベット題材の作品展
【大紀元日本4月29日】中国現代アート界を代表する画家の一人である張紅年氏の作品が、4月28日から5月2日まで東京プリンスホテルで行われる「ザ・美術骨董ショー2011」に展示されている。張氏にとって
かつての造反派リーダーも「お目見え」 中国、左傾化がすすむ
【大紀元日本4月29日】24日、人民大会堂で開かれた清華大学創立100周年の記念行事に出席したある人物が多くの注目を集めた。蒯大富さん、65歳、文化大革命初期の清華大学の造反派リーダー
<赤龍解体記>(9)血の色を見せつけるイベント
重慶市は中国の4大直轄市の1つであり、市のトップである薄煕来は、来年開催予定の中共18大で政治局常務委員に抜擢される有力候補の1人とされ、つねにその剛腕的な政治や突飛な発言により注目され、物議を醸している。
人民解放軍の主要ポストが刷新 軍の影響力、強化へ=中国
【大紀元日本1月24日】中国人民解放軍の4大総本部である総参謀部、総政治部、総装備部、総後勤部で、このほど大規模な人事異動が行われた。来年開催される中国共産党第18回党大会への布石と見られ、今後中央
中国人「何も信用しない、常に警戒心」=中国政府系紙
【大紀元日本1月22日】中国の政府系紙・国際先駆導報は最近の報道で、中国国民は全般的に「すべてを疑う、常に警戒心を持つ」という心理状態に陥っているとし、このような普遍的な強い猜疑心はすでに社会の「精
天安門付近に孔子像 ネットユーザー猛批判「王朝も変えたら?」
【大紀元日本1月14日】中国・北京の天安門広場から東へ100メートルほどの所にある中国国家博物館北広場に、高さ9.5メートルの孔子の銅像が設置され、12日銅像の落成式が行われた。当局は中国の伝統文化
「62年間ウソの報道はない」 人民日報幹部の発言に国民騒然
【大紀元日本12月18日】今年9月、人民日報社の副秘書長に昇進し、検索エンジン「人民捜索」の総裁にも就任した元女子卓球中国代表・_deng_亜萍(トウ・アヒョウ)氏は8日、北京郵電大学が開催した宣伝
【図説】中国共産党政権の無常な権力闘争史
【大紀元日本11月21日】1959年、劉少奇が国家主席に選ばれる。祝賀モード一色…(ネット資料)和やかな雰囲気、親密な関係(ネット資料)1966年、「裏切り者・敵の回し者・人民の敵の劉少奇を打倒!」