「政府の発表を信じないで」 ネットに医療関係者の告発相次ぐ
感染が急激に拡大する新型コロナウイルス肺炎。中国政府はこれまでに、感染者が1287人、死者41人と発表した。しかし、現場の医療関係者は相次ぎ、SNSに投稿し、実際の感染者は政府発表よりはるかに超えていると訴えている。
<新型肺炎>武漢市、医師が死亡 医療関係者で初
湖北省武漢市の医師が1月25日、新型コロナウィルスによる肺炎で死亡した。中国メディア、ザ・ペーパー(澎湃新聞)が報じた。新型肺炎で医療関係者死亡は初めてだという。
新型肺炎、2月にピークか 「2次、3次感染が起きている」との報道
中国湖北省武漢市を中心に発生した新型肺炎に2次感染と3次感染の事例が報告されたことが明らかになった。中国の専門家は2月が感染のピーク期になる恐れがあると指摘した。
武漢視察の香港専門家、感染規模は「SARSの10倍以上」現状に「無力感」
中国湖北省武漢市で新型コロナウイルスによる肺炎の感染状況を視察した香港のウイルス専門家は23日、メディアに対して、新型肺炎の感染規模は「SARSの10倍以上だ」と強く警告した。
武漢市、「戦時状態」宣言 交通機関を閉鎖 脱出図る市民で混乱
中国湖北省武漢市政府が23日早朝に開催した新型肺炎の感染拡大抑制会議で、「戦時状態の措置を実施する」と宣言した。当局は同日未明、23日午前10時から武漢市から出発する高速鉄道、航空便、長距離バスなどの運行を停止すると発表した。多くの市民が10時までに市からの脱出を試みた。
<新型肺炎>山東省、デマ流布で4人拘束 情報統制か
中国で新型コロナウイルスによる肺炎が猛威を振るっている。国家衛生健康委員会は23日、22日24時までに国内25の省で571人の感染者を確認し、17人が死亡したと発表した。この中で、中国当局は引き続き情報の検閲を強めている。東部山東省即墨市は、このほど「デマをでっち上げた」として4人の市民を逮捕した。
新型肺炎、SARS専門家も感染「感染拡大を防げる」と発言したばかり
中国では新型コロナウイルスによる肺炎の感染者が急増するなか、SARS(重症急性呼吸器症候群)の専門家も感染したことや、感染したとみられた夫婦が10日間内相次いで亡くなったことが注目された。ウイルスの強い感染力が懸念されている。
中国新型肺炎、武漢市医師「内部で当初からSARSの指摘あった」
中国では新型コロナウイルスによる肺炎の感染者が急激に増えている。21日時点で、440人の感染が確認され、9人が死亡したと発表された。感染者が多く出た湖北省武漢市の医師は大紀元に対して、昨年11月と12月には「感染状況がはっきりしていた」と話した。
中国の新型肺炎、440人感染・9人死亡、各地でマスク品切れ
中国では新型コロナウイルスの感染が急激に拡大している。中国当局の22日の発表では、21日24時までに国内13の省と市で感染者440人が確認され、死者は9人となった。市民の間で不安が広がっている。湖北省や広東省など一部の市民が感染防止のマスクを買い占めており、マスクが売り切れとなった薬局が続出しているとの報道がある。
中国の新型肺炎、専門家「感染状況はSARSと酷似」=中国メディア
中国武漢市で発生した新型コロナウイルスによる肺炎について、香港の専門家は03年に発生したSARS(重症急性呼吸器症候群)のまん延状況とほぼ一致していると指摘した。
武漢市の新型肺炎、死者4人に 医療従事者15人も感染
中国湖北省武漢市の衛生健康委員会は1月21日早朝に公表した情報によると、1月19日22時から19日24時まで、新たに1人が死亡した。死亡者は男性で、89歳だった。
中国の新型肺炎、浙江省で5人感染の疑い 発症201人に
中国浙江省の衛生当局は20日、省内の温州市、舟山市、台州市、杭州市で、新型コロナウイルスによる肺炎を発症した疑いのある患者は5人いると発表した。
中国の新型肺炎、広州市の医療関係者も感染との情報
中国湖北省武漢市で発生した新型コロナウイルスによる肺炎が、北京市と広東省深セン市に広まったほか、広州市の病院でも感染者が出たとの情報がある。
中国武漢の肺炎、ネットに「家族全員が感染」との投稿 当局情報隠蔽の恐れ
中国湖北省武漢市当局は1月16日、新型コロナウイルスによる肺炎で69歳の男性が死亡したと公表した。死者はこれで2人目となった。いっぽう、中国国内では、この肺炎の感染者は実際の発表より多くおり、当局が「情報隠し」をしているとの批判の声が上がっている。