<香港国安法>新出先機関のトップ、かつて広東省「民主の村」を弾圧

中国当局は7月3日、「香港国家安全維持法」に基づき、香港に設置した当局の出先機関「国家安全維持公署」の署長に、広東省「民主の村」の村民による抗議活動を鎮圧したことで知られている鄭雁雄氏を任命した。鄭氏が今後、強硬的な手段で香港のデモ参加者を抑え込んでいくとの見方が広がっている。
2020/07/07

「民主の村」に3000人武装警察 催涙ガスやゴム弾使用、住民多数が負傷

 中国当局は8日、収賄罪で逮捕された広東省陸豊市東海鎮烏坎村の林祖恋村長に対して、3年1か月の実刑と20万元の罰金判決を言い渡した。この判決に抗議活動を行った村民らに対して、当局は13日に3000人の武装警察を投入して、催涙ガス弾やゴム弾を使い武力鎮圧した。警察当局は約100人を逮捕し、約50人の村民は負傷し病院に運ばれた。
2016/09/16

中国「民主の村」村民が抗議デモ 鎮圧に備え武器を自製

中国広東省烏坎村の村民が6月23日、拘束されている村長の林祖恋氏の解放を求めて、2回目の抗議活動を行った。参加した村民の人数は5000人以上という。
2016/06/27