「滬港通」導入3周年 香港株の中国A株化が鮮明に、「相場の急騰落に要注意」=専門家
香港証券取引所の最新統計によると、過去3年間において中国本土投資家が「滬港通」を利用して、約8088億香港ドル(約11兆3232億円)規模の香港上場株式を保有することになった。本土からの投資資金流入で、香港株式市場での1日の売買代金は3年前と比べて10倍膨らんだ。専門家は、香港株式市場が今後「中国A株化」する傾向が強いと指摘した。同市場での投機リスクが増大し、株価相場が急騰急落する可能性が高いため、リスク管理が必要だと投資家に訴えた。
中国、サーキットブレーカー制度を導入
中国上海証券取引所、深セン証券取引所と中国金融先物取引所は4日、中国証券取引監督管理委員会(証監会)の承認を得て、来年1月1日からサーキットブレーカー制度(一時売買停止制度)を実施するとの共同声明を発表した。