2歳から絵を描き始め、17歳でマスターに
セルビアで最も才能ある若手画家の一人がドゥシャン・クラトリカ(Dušan Krtolica)さんです。彼はまだ17歳ですが、15年前から絵を描き続けており、その腕前は折り紙付きです。これまで6回の個展を開催し、テレビなどの取材も受けています。
「亡き母の妄想」【私の思い出日記】
母は11年前に94歳で他界した。大正5年(1915年生まれ)で、私の曾祖父母や祖父母を取り巻く親族の話をいろいろと聞かせてくれた。どれも面白く忘れられない話が盛りだくさん。その中で、これは「母の妄想」として処理しなくてはならない話がある。
葛飾北斎の肉筆画、押し寄せる波以上の迫力 スミソニアン協会の「画狂北斎」展
江戸時代を生きた絵師、葛飾北斎(1760〜1849年)。その名を聞けば、誰もが版画を思い浮かべるでしょう。しかし米ワシントンD.C.の国立アジア美術館で日本美術学芸員を務めるフランク・フェルテンズ氏によると、北斎は「画狂人」という画号を使うほど肉筆画に没頭していました。
まるで写真 鳥が飛び立った瞬間をとらえたジェイソン・ドレイク氏の受賞作品「川辺の夜明け」
ノースカロライナ州のブルーリッジ山脈(アメリカ合衆国東部をジョージア州からペンシルベニア州にかけて走る山脈。アパラチア山脈の一部)で美しい夜明けを迎え、私たちは暗闇に包まれながら、朝の新鮮な空気を吸うためにニューリバーのほとりまで歩いていきます。暗い水の上を爽やかな霧が覆いゆっくりと動いています。目覚めたばかりの太陽の不思議な黄金色の光が水面に反射してキラキラと輝いています。私たちがいることに気づき白鷺(しらさぎ)と思われる白い鳥は、驚き、羽の音を響かせながら、飛び去って行きました。すると、こ
根源を究める随筆:揚州八怪と共産党の幻想
揚州画派の流派が現れたのは清の時代の初頭でした。中でも通称「揚州八怪」(清代における著名な八大画家)がもっとも際だっていました。彼らは西洋のルネッサンスに通じるものがあると言われています。
芸術の優劣を決めるのは?
同じ画家を師として絵画の学習に励んでいた張さんと丁さんは、共に才能に溢れ、努力家だった。師匠は持っている技芸のありったけを弟子に伝授し、二人はやがて絵画の大家となった。その後、師匠は思い残すことなくこの世を去った。
春を見つけた娘
久しぶりに、女流画家である友人と会った。近々個展を開く彼女はアトリエにこもりっきりだったが、彼女は自分の作品の中でどれか一つ、気に入った絵を選んでほしいと言った。私は絵の専門
画家になった先天性無肢症の女性の成長秘話
【大紀元日本6月27日】先天性疾患アザラシ肢症(無肢症)のために、生まれつき手足が短くてなっているコロンビア在住の女性サングイノさん(24)は、運命に負けることがなく、いまや口で絵を描く画家になった。
中国人画家、張紅年氏 東京でチベット題材の作品展
【大紀元日本4月29日】中国現代アート界を代表する画家の一人である張紅年氏の作品が、4月28日から5月2日まで東京プリンスホテルで行われる「ザ・美術骨董ショー2011」に展示されている。張氏にとって
春を見つけた娘
【大紀元日本6月26日】久しぶりに、女流画家である友人と会った。近々個展を開く彼女はアトリエにこもりっきりだったが、彼女は自分の作品の中でどれか一つ、気に入った絵を選んでほしいと言った。私は絵の専門
<今日は何の日?>5月17日 ルネサンス期の伊画家 ボッティチェリ没後5百年
【大紀元日本5月17日】「春(プリマヴェーラ)」や「ビーナスの誕生」で知られるルネサンス期のイタリア人画家、サンドロ・ボッティチェリ(Sandro Botticelli、1445-1510)が亡くな
中国著名画家・范一鳴さん、北京で拘束
【大紀元日本10月25日】中国の著名油絵画家・范一鳴さんが今年7月、北京で法輪功を学んでいるというだけで警察に拘束され、労働教養2年の刑を言い渡されたことがこのほどわかった。 1967年中国福建省に
唐代の「地獄変相図」、台湾画家が再創作
【大紀元日本9月24日】「地獄変相図」は唐代の画家・呉道子により描かれたものである。当時の社会は豊かであったが、人々の心は贅沢を求めたために堕落しており、殺生や淫乱が多く行われていた。呉道子は堕落し
多芸多才のミケランジェロ
【大紀元日本8月10日】イタリアルネサンス期の彫刻家・画家・建築家 ミケランジェロ(1475-1564)は、イタリアルネサンス期の著名な彫刻家で、画家、建築家でもあった。彼は、70年余りに及ぶ創作活
愛知県日進市:墨彩画同好会第3回「しょう展」、好評を博す
【大紀元日本4月7日】平成18年3月22日(水)~4月3日(月)の間に、『墨彩画同好会第3回「しょう展」』が愛知県日進市の愛知トヨタ・ギャラリー・ツインカムで開かれ、水墨画家の城紗世子(Sayoko
【簡美育作品集】『静観』・その九
【大紀元日本6月26日】牡丹〔金帝〕:陽の光の下、花は咲き誇り、葉は照らされ、金色に染められている。この作品は、安定感を感じさせるものに仕上がっている。紫の寿菊(41cm×48cm/1999年) 紫
【簡美育作品集】『静観』・その八
【大紀元日本6月24日】牡丹〔玉芙蓉〕:古来、画家は絵筆により牡丹を称え、数多くの不朽の名作が残された。この作品は、満開の牡丹の花弁が柔らかに描かれている。葉脈は繊細にして、葉身は青、藤、黄などによ
【簡美育作品集】『静観』・その七
主観的とも言える構図や色彩から、目で見たものより、心で感じたものが描かれているという印象を受ける。水仙は一定の秩序を保ち、美しく立ち並んでいる。また、傾いだ姿も自然で柔らかな
【簡美育作品集】『静観』・その六
【大紀元日本6月19日】暮色の光と影の中に、花と葉身は溶け込んだように見えるが、返って純白を浮き立たせ、力に満ち、慈しみを感じさせものとなっている。「黎明であれ、黄昏であれ、影響されるものはない」と
【簡美育作品集】『静観』・その五
【大紀元日本6月18日】花々は輝きを放ち、それは希望を意味し、背景の光は強い力を表している。時空や人事といったものの変化の積み重ねが、この花に生命力を与えたようにも彷彿される。対照的な周囲の暗部は、
【簡美育作品集】『静観』・その四
【大紀元日本6月17日】紫色のシネラリアから、生命の持つ活力と熱情が感じられる。先を争って開花した花が、美しく、純真に描かれている。黄金色の大地は、背景から前景と葉身まで、全体的に一色となって、極め
【簡美育作品集】『静観』・その三
【大紀元日本6月15日】本来なら絵の中心的な存在である黄色のユリが、意識的に背景として描かれている。下半部の花瓶やテーブル・クロスが同じ色で表現され、異なった存在でありながらも、合体したようにも見え
【簡美育作品集】『静観』・その二
【大紀元日本6月13日】外形の写実を通じて、草花の内面における深遠な精神を、いかにして伝えることができるのかが、画家に課せられた課題であろう。この作品は、花の形状や色彩を描き出したことに留まらず、そ