インド周辺で港湾開発を進める中国 専門家、軍用転用の懸念指摘
インドと中国は、長い間ヒマラヤ山脈の国境地帯で冷戦状態が続き、インド洋をめぐる対立も激化している。中国は、スリランカやミャンマーを含むインド洋沿岸の国で、海上輸送の要衝として次々と港湾を建設、インド沿岸をぐるりと囲むため「真珠の首飾り」戦略といわれる。インドはますます不安を募らせている。
カンボジア、米支援の海軍基地を解体 中国軍利用の疑惑 米は説明求める
カンボジア南西部にある米国とオーストラリアが支援したリアム海軍基地が「解体」されているとの一部のメディア報道を受けて、カンボジア政府は10月5日、解体ではなく移設工事であると発表した。報道は、中国による軍基地利用が背景にあるとの疑惑を伝え、米国務省が関連する中国企業に制裁を科すという。
中国依存のカンボジア 新型肺炎でシアヌークビルのカジノは「空っぽ」に
東南アジアのカンボジアでは、中国共産党が資金と人口を注いでいることで知られる。なかでも、シアヌークビルは、中国資本が広く浸透し、地元住民は街の変化に不安を抱いている。中国人はカジノに集まり、騒音、騒動を引き起こしていた。しかし、現在、新型コロナウイルスの影響を受けて、街から中国語が聞こえなくなった。
中国、カンボジア南部で「リゾート開発」軍事利用の疑念も
カンボジアの南西端では、中国官製企業による大規模な観光都市建設が行われている。しかし、国内でも特に辺境な地域の大規模投資や、長く広い滑走路が増設されていることなどから、中国はリゾート建設ではなく、軍事利用を狙っているのではないかと、米政府や専門家は見ている。
スリランカ、中国「負債トラップ」が露呈 財政難に
スリランカは深刻な債務問題のため、不況に陥っている。過去10年で膨大なインフラ建設に数千億円が投じられているが、計画の大半は利益を出せていない。スリランカ政府は現在、重大な債務危機に直面している。
パキスタンの要衝港、運営権は中国へ移行
【大紀元日本2月20日】パキスタン首都イスラマバードで18日、同国南西部の要衝グワダル港の運営管理権を中国国有企業に移行する調印式が行われた。同港はインド洋アラビア海の交通・貿易・軍事の重要拠点とされ
スリランカ:中国資本の深水港、新たに開港 インドに脅威
【大紀元日本11月23日】スリランカのマヒンダ・ラジャパクサ大統領二期目の就任式典の前夜にあたる11月18日、同国南部の街ハンバントタで、中国資本が支援した港の開港式が行われた。この新設港は石油タン