【歌の手帳】行きなやむ
行きなやむ牛の歩みに立つちりの風さへあつき夏の小車
【歌の手帳】雨空に祈る
思ひあまりそなたの空をながむれば霞を分けて春雨ぞ降る
【漢詩の楽しみ】 暮 立(暮に立つ)
【大紀元日本12月3日】黄昏独立佛堂前満地槐花満樹蝉大抵四時心総苦就中腸断是秋天 黄昏(こうこん)に独(ひと)り立つ、佛堂の前。地に満つるは槐花(かいか)、樹に満つるは蝉。大抵(たいてい)四時(しじ)
【漢詩の楽しみ】 山行(さんこう)
【大紀元日本11月28日】遠上寒山石径斜白雲生處有人家停車坐愛楓林晩霜葉紅於二月花 遠く寒山に上れば、石径(せっけい)斜めなり。白雲生ずる處(ところ)、人家有り。車を停めて、坐(そぞろ)に愛す楓林の