マレーシア首相、初の外遊先は日本 脱中国の姿勢を鮮明に
5月10日マレーシア総選挙に勝利し、15年ぶりに政権復帰したマハティール首相(92)は、初の外遊先として日本を選んだ。首相は11~12日までの日程で日本に滞在する。マレーシア外務省は、今回の訪日を通じて、マレーシアと日本など同地域各国との間で、より幅広い経済提携を強化していきたいとの声明文を発表した。マハティール新政権が、新らたな「ルックイースト」政策(東方政策)で、これまで中国投資に偏ってきた国内経済政策を転換していく姿勢が鮮明となった。