千年前の道徳教科書-「女孝経」
古代中国の唐王朝時代(618年―907年)、侯莫陳 邈(こうばくちん ばく)の妻である鄭氏は昔の賢人に関する歴史の物語が好きでした、このような物語を読むとき、彼女はいつも大いに感激にふけました。そこで、鄭氏は良い物語をまとめ「女孝経」を記し、後世のための道徳の手本としました。
無邪気な心
身も心も飛ぶように軽くて、すべてが輝いて見えたころ。悩みもなく、心配も恐れもなく、毎日が冒険と好奇心でいっぱいの頃。そんな無邪気な子供時代に、心だけでも戻ってみませんか。
無邪気は、気取りがなく、自然体で、素朴な心です。無邪気は、せっかちでもなく、焦りを知らず、静かに生活を楽しみます。無邪気は、生まれつきの純真さであり、最も美しい心です。
しかし、人間は、いつから無邪気さを失ってしまうのでしょうか。自分を防御することに長け、いわゆる「ずる賢い」人間になっていきます。さま
張果老 なぜ後ろ向きにロバに乗る?
中国の神話伝説「道家八仙人」の一人として知られる張果老。中国の史書によると、彼は唐の時代、恒州中條山に住み、当時すでに数百歳だったと伝えられています。張果老は何故後ろ向きにロバに乗ったのでしょうか?
大阪の飲食店から中国人追い出す騒動 中国でも注目
中国版ツイッター微博3日の投稿によると、中国人女性は姉と焼肉店で食事した際、店長に「罵られた」と訴えた。騒ぎの一部始終は女性本人が撮影し、別のネットユーザーを通じて微博に掲載された。
孔子と弟子たちの問答
儒教の始祖・孔子は「有教無類」を唱え、身分や地位にかかわらず、すべての人が教育を受けるべきだとし、私塾を開いて教育を普及させました。門下に3千人の弟子がおり、中国の伝統文化を後世に伝えることを自らの責務として、生涯を通じて学問を教えました。また、孔子は人を啓蒙することを重視し、それぞれの能力と素質に応じて、異なる言葉で諭しました。その一例を紹介しましょう。
【故事】悪事は隠せない 夢を見て悟った男
昔、子供がいたずらをすると年配の人がよく「お天道様がみているよ」と言って諭したものです。善行も悪行も、天がすべて見ているという感覚を養うことは、子供の躾において良い面があるのかもしれません。清朝の時代に書かれた「閱微草堂筆記」から、因果応報の理を説いた小説をご紹介します。
命がけでお互いをかばい合う、義理の親子
義理の親子が仲睦まじく暮らすのは、時に難しいものです。でも、この物語では、ある少女が継母の死刑の罪をかばおうとし、そして継母も少女を命がけで守ろうとします。決して血はつながっていなくても、心から思いやる親子の絆に触れた護衛は、果たして・・・?
中国で事故の負傷者を助けないのはなぜ?
中国では、交通事故などで救助が必要な人を目撃したとしても、助けずに見過ごす人は多い。10数年前、路上で転倒した高齢者を救助し、病院に運んだ男性が、いわれのない「加害者」レッテルを貼られてしまい、裁判で争うが救助者が敗訴するという奇妙な事例がある。救助者は75万円相当の医療費支払いを命じられ、この不合理さは中国社会に衝撃を与えた。
問題児クラスをまとめた新米小学校教師 子どもに響いた「心のレッスン」とは
初夏の暑さを感じさせる6月。春に新生活をスタートさせた新入生たちは、新しい環境に慣れてきたころだ。育った環境の異なる友人や仲間と触れ合うことは、「自分らしさ」を認識する良い機会でもある。いっぽうで、どのようにふるまっていくべきか、何が良いことで悪いことなのか、判断の基準が問われることも多くなる。
神奈川県のある小学校に務める、教師歴3年の小学校教員・谷河園美さん(25歳、仮名)から話を聞いた。彼女は「誠実」「慈悲」「忍耐」で心を鍛錬し、自らを修めるという気功法を学んでいる。彼女は、教師
コラム:なぜ中国人の道徳レベルは低いのか
この文章は5年前、日本に15年以上滞在する知日家の中国人男性が大紀元に寄せたものです。中国での窃盗など犯罪や、日本に伝わった伝統観念にもとづく教育などを通じて、「なぜ中国人の道徳レベルは低いのか」を説明しています。
張果老 なぜ後ろ向きにロバに乗る?
中国の神話伝説「道家八仙人」の一人として知られる張果老。中国の史書によると、彼は唐の時代、恒州中條山に住み、当時すでに数百歳だったと伝えられています。張果老は何故後ろ向きにロバに乗ったのでしょうか?
「聴く」に込められた意味
学校でも職場でも、今や雄弁で自己アピールの上手な人がもてはやされる時代。寡黙で常に聞き役の人は、まるで損しているかのようです。古代と道徳観が逆転している今、漢字に込められた意味を理解し、ハッとさせられることがあります。
「徳を積み天に帰る」日本に伝わる中国伝統 神韻が表す
年に一度の芸術の饗宴・神韻芸術団。ニューヨークを本拠とする神韻芸術団は中国伝統文化の復興を目指し、現在五つの同規模の芸術団を持ち世界中で公演を行っている。今回来日した神韻ニューヨーク芸術団は、1月26日から2月2日にかけて日本三大都市である東京、名古屋、京都で公演を行った。長年ブランド力を培ってきた神韻芸術団は全ての公演で満席を記録し、東京公演では急遽立見席を設けるほどであった。
孫思邈(そん・しばく) 人々を救う医学書を残す
唐代の書物「独異志」(唐代朝廷や民間の逸話を集めたもの)の中に、中国の歴史上有数の名医の一人・孫思邈(そんしばく)の逸話があります。
中国人観光客、シドニー国立植物園で放尿 逮捕される
海外を訪れた中国人オーストラリアのシドニー国立植物園のなかで、中国の観光客2人が人前で放尿し、地方警察によって取り押さえられた。
自分の行いを正し、修めること
自分の妻や夫から行いの悪い部分を指摘されて、素直に受け止められる人は一体何人いるでしょうか?古代中国の物語には、自分の行いを正した後、はからずも高官の職を得た人物がいます。
度量の広い宰相
唐の時代、狄仁傑(てきじんけつ)と婁師徳(ろうしとく)の二人は、武則天に仕える政治家だった。しかし、狄仁傑は常に婁師徳を誹謗していた。ある日、武則天は仁傑に、なぜ彼女が仁傑を登用したか知っているか、と聞いた。仁傑は、答えた。「私には卓越した才能があり、他人の助けを必要としません。優秀で、徳もあり、また世知に長けています」
寛容な心に涙した泥棒
東漢の時代、名士・陳寔(ちんしょく)は自分を厳しく律し、機会を見つけては自ら手本を示し、子供たちを教育していた。
大洪水に見舞われた年、多くの村は深刻な被害に遭った。田んぼが流され、大勢の人が飢饉に見舞われ、流民が溢れた。やがて動乱の世となり、盗人が横行した。
神話―中国文明の曙光
平成24年に『古事記』編纂1300年を迎え、日本では国家の成立、人類の誕生、天地開闢などがあらためて提起され、多大な関心が寄せられている。
同文化圏の中国でも近年、伝統文化のブームがしだいに高まり、その中で神話伝説への関心度が突出し、関連の研究も優れた成果を多く挙げている。しかし、裏付けとなるような詳細な資料の欠乏、マルクスの史的唯物論などに囚われているため、中国における神話伝説の研究、とりわけ宇宙創成や生命誕生など神話の根本的な問題に関しては、たいてい同じ唯物的次元で徘徊し、諸家の論考に小異はあっても
どんなに小さな嘘でも 神様はお見通し
昔、今の中国湖南省、湖北省辺りに、とても正直な知識人がいた。玉皇大帝は冥界第七殿で人手不足なため、彼に暫く業務を代行するよう任命した。彼はそれから数日置きに冥界へ行き、閻魔帳を確認する仕事を行った。
子どものいたずら、母親ならどうする?
子供が道徳的に誤ったことをした時、親はどうしたらいいでしょうか?感情的に怒鳴りつけてしまいがちですが、それは効果が薄いかもしれません。冷静に目を見て話し、何が誤りであったのかを理解させることが重要です。
鬼からの提言 生きている時だけに懺悔は有効
昔、ある読書好きな学者がいた。ある夜、雨が止み明るい月が出ると、彼は若い下僕を一人連れて、大瓶の酒と共に墓地へ向かった。墓地に着くと、草むらに向かって呼びかけた。「こんな良夜に独りで飲むのは寂しいものだ。冥土にいる者たちよ、一緒に酒を飲まないか?」しばらくすると、燐火が草むらの中で瞬いた。再び彼が呼びかけると、諸々の鬼たちが「ウーン」と低い唸り声をあげながら、よろよろと現れ、学者のところまであと1丈というところでピタリと止まった。
「八観六験」人の品格を見極める古人の知恵
デジタル時代を生きる人類は多くをコンピューターに頼り、物事を数字で判断するようになりました。その依存度は、コンピューター占いによって自分の運命まで機械任せにする人も現れるほど。しかし、自身の品格を高め、他人の品格を見極めるには、自らの経験や見識に頼るしかありません。人を見る目があるか否かは個人の能力の問題ですが、「人を見極める方法」を知っているかどうかも重要です。その方法の一つに、中国の戦国時代に編集された『呂氏春秋(りょししゅんじゅう)』に記されている「八観六験(はちかんろくけん)」というものがあります
無邪気な心
身も心も飛ぶように軽くて、すべてが輝いて見えたころ。悩みもなく、心配も恐れもなく、毎日が冒険と好奇心でいっぱいの頃。そんな無邪気な子供時代に、心だけでも戻ってみませんか。
無邪気は、気取りがなく、自然体で、素朴な心です。無邪気は、せっかちでもなく、焦りを知らず、静かに生活を楽しみます。無邪気は、生まれつきの純真さであり、最も美しい心です。
しかし、人間は、いつから無邪気さを失ってしまうのでしょうか。自分を防御することに長け、いわゆる「ずる賢い」人間になっていきます。さまざまな観念が
展示品のラバー・ダック1万5千個 半数持ち去られる=上海
【大紀元日本6月4日】上海市の大型ショッピングセンター「港匯広場」に展示中の1万5000個の小さなラバー・ダックで形作られた洋ナシのモニュメント。一週間後には半分が見物人に取り去られ、無残な姿となって
四川省、「老人局」に中国初の詐欺罪が成立 目撃証言が決め手
【大紀元日本11月25日】人の善意を悪用した老人に中国初の詐欺罪が成立した。自分で転倒したにもかかわらず、助けてくれた少年3人にぶつけられて倒れ、怪我をしたと主張し、損害賠償を求めた四川省達州市の老婦
動物園のワニ、死亡多発 「生きているか」と入園者が投石
【大紀元日本7月12日】湖北省武漢市の動物園で飼育されたワニが、一部の入園者が投げた石などで8匹のうち、4匹が死亡したという。武漢晩報12日に伝えた。 九峰国家森林公園内に併設された同園のワニ館は20
交通事故の被害者を救助せず、写真撮影に夢中=西安市
【大紀元日本7月9日】陝西省西安市内で8日、女性が路線バスに轢かれた交通事故で、誰も女性を救助せず、通行人らは写真撮影に夢中だったという。地元紙華商報が9日に報じた。 目撃者によると、女性は横断歩道を
武漢市のバス、緊急ハンマーに警報機 盗難多発のため
【大紀元日本6月25日】湖北省武漢市のバス会社は路線バスに搭載されている緊急脱出用ハンマーが相次ぎ盗難に遭っていることを受け、ハンマーに警報機を取り付けるなどの対策に乗り出した。24日に南方都市報が伝