中国の領土侵犯に抵抗するインド太平洋諸国
中国による領土への継続的な侵犯の合法性に挑戦し続けており、その頻度は過去1年間で増大している。日本、マレーシア、フィリピン等はこうした侵入に対して最近外交的な訴えを行っている。
空自の緊急発進、通算で3万回を記録 昨年は6割が中国機
日本の領空侵犯のおそれがある航空機を発見した場合に、防衛省・自衛隊が戦闘機を急発進させる「緊急発進」は、7月19日で3万回に達した。同省は、その増加のペースが高まるなど厳しい安全保障環境においても「我が国の領土・領海・領空を守り抜く」とコメントしている。
ロシア、第三次世界大戦引き起こすことなく英駆逐艦撃沈可能=プーチン氏
[モスクワ 30日 ロイター] - ロシアのプーチン大統領は30日、ロシアが自国の領海と認識する黒海のクリミア半島沖を英駆逐艦が航行したことについて、ロシアは第三次世界大戦を開始することなく、同駆逐艦を撃沈させることもできたと述べた。 ロシアは23日、クリミア半島沖の海域に「領海侵犯」した英駆逐艦を追い払う目的で、警告のための砲撃と爆撃を行ったと発表。これに対し、英国は駆逐艦「ディフェンダー」が
在日米軍トップ 中国による尖閣侵入に言及「日本の姿勢を100%支持」
在日米軍司令官は7月29日、沖縄県の尖閣諸島を含む東シナ海の主権紛争が日中間で起きていることについて、日本政府の問題の立場を「100%支持する」と記者会見で語った。また、日本の経済水域に中国船が危険を冒して進入していると指摘し、米軍は警戒監視や情報収集を強化して、日本側の姿勢を支えるとした。
インド太平洋地域のパートナー、中国の拡大を食い止めるために連携すべき=専門家
海洋のパワーバランスに関する討論会が10月6 日、横浜で開催された。米国、日本、インド、オーストラリアなど、自由で開かれたインド太平洋構想の価値を共有する国の外交官や軍事専門家は、インド太平洋地域の重要性の高まりと南シナ海の緊張の高まりについて議論した。
ソロモン諸島が台湾と断交 米国、太平洋の中国プレゼンス拡大警告
南太平洋の島国・ソロモン諸島政府は、台湾と断交を発表した。米国の専門家は、ソロモン諸島が中国共産党政府と接近することで、太平洋における米同盟国の影響力が下がる可能性があると警告する。
中国とロシア、新たな軍事協定を調整 印太平洋での共同行動、標準化する可能性も
米国防総省は、同盟国である日本と韓国が関連する領域に、中国とロシアの軍用機が侵入したことに対して、同盟国を支持する声明を発表した。中ロ軍機が共同で日本周辺海域の監視活動を行ったのは初めて。専門家は、インド太平洋地域における中国軍とロシア軍の共同行動が標準化する可能性があると見ている。