米価格高騰続く 在庫不足と需給バランスの影響
10月の米穀市場では、販売価格の高騰と民間在庫の過去最低水準が課題となっている。小売向け価格が前年同月比57.6%上昇する一方、集荷量や契約量は減少。需給バランスの正常化が求められる中、価格安定には時間がかかるとの見方が強い。
米の民間在庫過去最低 販売が12.4万トン増
6月末の全国の集荷数量は256.6万トンで、前年同月比で14.1万トンの減少が見られた。一方、販売数量は前年同月比12.4万トン増の187.0万トンとなっている。