英半導体メーカー、中国国有企業が支配権握る恐れ 議員ら政府介入を求める
英国のスカイニュースによると、半導体メーカーの英イマジネーション・テクノロジーズは、中国国有企業、中国国新ホールンディング(China Reform Holdings、中国国新)のメンバー4人を取締役に任命することを検討するため、来週にも緊急取締役会を予定しているという。
英総選挙、与党が過半数割れ 連立政権の成立か
8日投開票の英下院(定数650)総選挙は、与党・保守党が第一党にとどまったものの、318議席で過半数(326)割れの結果となった。それを受け、テリーザ・メイ首相が9日、北アイルランドの保守政党民主統一党(DUP)と連立政権を組むと発表した。
世界経済見通しを下方修正 英国ショックが主因=IMF
国際通貨基金(IMF)は19日に発表した世界経済見通し(WEO)で、2016年と17年の世界経済成長率見通しについて、4月時点の見通しからそれぞれ0.1%引き下げ、16年は3.1%、17年は3.4%と下方修正した。理由として、6月のEU離脱をめぐる英国国民投票における想定外の結果による衝撃で、消費者や投資家の心理的不安が広がった上、「経済、政治、制度をめぐる不透明感の大幅な増大」などを挙げた。
英新首相、就任2時間後 離脱派リーダーを外相に指名
国民投票でEU離脱を決定した英国で13日、キャメロン政権で内相を務めたテリーザ・メイ氏が同国54人目の首相に就任した。故マーガレット・サッチャー元首相に次ぎ、英国歴史上2人目の女性首相となった。
英EU離脱 専門家「中国経済が最も打撃を受ける」
中国李克強首相は6月27日、天津で開催されている世界経済フォーラム(夏季ダボス会議)に出席し、イギリスの欧州連合(EU)離脱問題について「英国のEU離脱は世界金融市場を打撃するのは明かだ」、「世界経済の不確実性が高まった」、「各国は世界経済の安定化を確保するための措置をとる必要がある」と強い懸念を示した。
英EU離脱 「真の民主主義だ」と羨ましがる中国人
現地時間6月23日に行われたイギリスのEU離脱是非を問う国民投票では、離脱派が約1741万票(51.9%)、残留派が約1614万票(48.1%)で、イギリスはEUから離脱することが決まった。今回の国民投票には過去最多の約4650万人が有権者登録をした。