ISが新たな最高指導者発表、前任者死亡を確認
[カイロ 10日 ロイター] - 過激派組織「イスラム国」(IS)は10日、アブイブラヒム・ハシミ・クラシ最高指導者とその報道官の死亡を認め、新たな最高指導者にアブハサン・ハシェミ・クラシ氏が就任したことを明らかにした。 ハシミ最高指導者は2月、シリア北部で米軍の急襲を受け自爆死している。ISは、米異国側が米軍の攻撃によってハシミ最高指導者が自爆に追い込まれたという主張を肯定も否定もしていない。
ISの武器、中国製が40%強、テロ組織のメジャーな武器供給源=英調査
イギリスの研究機関はこのほど、中東テロ組織「イスラム国(IS)」が持つ武器装備の約40%は中国から流れたとの調査結果を発表した。
ロンドン地下鉄爆発、男2人を逮捕
ロンドンの地下鉄で15日に起きた爆発事件に関連し、英警察当局は16日夜、ロンドン西部の郊外ハウンズローで21歳の男を逮捕した。
バルセロナでテロ 110人死傷 群衆に車突っ込む
スペイン東部、観光客でにぎわうバルセロナ市中心部で8月17日17時頃(現地時間)、人の群れに車両が突入した。このテロ事件で少なくとも13人が死亡し、100人以上が負傷した。警察によると、複数人がすでに逮捕されたが、容疑者2人は逃走中だという。
モスルは落城寸前 動揺するイスラム国
イラク軍は米軍を主とする連合軍の支援の下、昨年10月からISIL(イスラム国)の重要拠点・モスルの攻略作戦を展開してきた。最新情報によると、イラク軍はすでにモスル中心部の政府ビルに接近し、近いうちに奪還できる見通しだ。同時に、米国国防総省もシリアのイスラム国の拠点・ダッカ攻略作戦を計画している。
ロシアのシリア空爆 欧米は「アサド政権支援」を懸念
シリアへ空爆を続けるロシアは、過激派組織IS(イスラミックステート)の拠点50カ所以上を破壊したと成果をアピールし、今後、空爆を強化する方針を示した。一方、米英諸国は、ロシアの空爆はISの壊滅ではなく、アサド政権の支援が目的と批判。ロシアの介入により、シリアの情勢がさらに複雑化するとの懸念を示している。