中国内陸部の四川省・楽山市(らくさん-し)にある村の道が、2か月以上燃え続けている。
出火原因は不明で村民は鎮火しようとあらゆる手を尽くしたがいずれも失敗、もちろん雨も降っているが火は消えず、今(9日時点)もなお燃え続けている。
開き直った村民たちはいまでは燃える道の近くで暖をとり、噂を聞きつけた他所からの見物客も相次いで村にやってくるのだという。
この奇妙な現象について中国メディアも取り上げ報道している。
報道によれば、村(五通橋区金粟鎮廟兒山村)の道は2024年11月5日に突然燃え始めた。火を消そうとして村民はあの手この手を使い消化にあたったものの効果はなく、近くの住民は避難を余儀なくされた。
最初のころは出火は3~4か所だったが、一部は消え、今も燃え続けているのは2か所だけで、火勢も当初より小さくなってきているという。
この現象について、現地当局は「初歩的な判断では何かのガスが地面から漏れて自然発火したものと思われる。いまのところ採掘の価値はなく、燃焼処理の方法を取っている」と回答している。
つまり、燃え尽きるまで放置する、という方針だ。
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