【大紀元5月3日】6年前の4月25日、1万名以上の法輪功学習者が北京中南海にある国務院陳情所を訪ね、中国共産党の暴力制圧に対してこれまであった「順応か反抗」と異なった「平和的陳情」の道を歩み出した。法輪功への弾圧が開始されて1年後、学習者たちが全世界で迫害の真相を訴え、次第に中国人の持つべく人権と言論の自由を唱える中堅層となりつつある。その理由について、社会経済学者の何清漣氏、「中国人権」の劉青氏主席、「中国宗教弾圧真相調査委員会」発起人の李世雄氏と政治評論家の草庵居士が見解を述べた。
何清漣氏:私は法輪功に対して研究調査を行ったが、法輪功の中では名利が無く、それを起因とする争いもない。お金の使い方に関しても特定のお金を特定の行事に当てるようになっている。たとえば、交流会を行うのに必要なお金は一部の学習者が提供しており、金儲けの概念が無く、非常に純粋だ。それから、法輪功の学習者に社会を引張っていくような、各分野の人材が集まっている。
劉青氏:私は何年間かに渡って法輪功学習者と接触してきたが、彼らは中国の中で人数も多く、最もよい人の集合だと思う。
李世雄氏:法輪功のパワーは学習者一人一人によるものだと思う。彼らは法輪功に対する信仰を社交または娯楽の手段とするのではなく、正に「真・善・忍」そのものを実践している。
草庵居士:私は友たちによくこう言います:中国共産党と比べれば尚分かりやすいが、法輪功の信仰内容について私は大賛成だ。共産党の基本思想が階級闘争であるのに対して、法輪功は「真・善・忍」を唱えている。この点からも共産党は法輪功を許容するわけが無いだろう。何しろ、「真・善・忍」こそ共産党の卑怯な本質の天敵だからね。
私は法輪功を修練していないが、学習者たちが自分の修練のほか、人のためにも世間に迫害の真相を伝えることに大変感心している。大紀元新聞の「共産党についての9つの論評」は共産党の本質を暴き、人々の頭から毒を取り除こうとしていると個人的に理解する。
法輪功、大紀元新聞と新唐人テレビが中国の民主・人権に大きく貢献していると思う。このように組織がなく、名利への追求もないものの、共通の理念(真・善・忍)を持つような華人グループはかつてなかったと思う。彼らは単純であるからこそ力強く、アメリカの主流社会の非常に重要な団体になっている。
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