中国 SNSで拡散し一気に殺到

中国で「三葉虫」騒ぎ 山に押し寄せ化石を掘る人々

2026/03/01 更新: 2026/03/01

旧正月の連休中、中国・山東省の山に突然、人が押し寄せた。狙いは、数億年前の生物とされる三葉虫の化石である。

山東省泰安市東平県の琴山。SNSに「化石が掘れる」とする動画が投稿されると、一気に拡散。遠方から車で数時間かけて訪れる人もいるという。

山のあちこちで人々が岩をたたき、急な斜面を登る姿もあった。現場は発掘現場さながらだった。

一方で、足場は不安定で、崩落や転落の危険も指摘されていた。

地元警察は22日、安全確保のため山を封鎖した。自然資源の保護も必要だとして警察官を配置し「これ以上掘れば崩れる恐れがある」と説明している。

三葉虫は古生代の海に生息していた節足動物で、約5億4千万年前のカンブリア紀に現れ、約2億5千万年前に絶滅した。体が縦に三つに分かれた形が特徴だ。山東省の一部は産地として知られている。

李凌
中国出身で、日本に帰化したエポックタイムズ記者。中国関連報道を担当。大学で経済学を専攻し、中国社会・経済・人権問題を中心に取材・執筆を行う。真実と伝統を大切に、中国の真実の姿を、ありのままに、わかりやすく伝えます!
関連特集: 中国