【大紀元日本6月23日】中国西北部の新疆ウイグル自治区ウルムチ市近辺で鳥インフルエンザが発生したと、中広新聞はこのほど伝えた。これは五月以来中国において三度目の鳥インフルエンザとなった。
国連農業食糧機関(FAO)の北京事務所代表が発表した情報によると、ウルムチ市近辺で発見した128羽のアヒルとガチョウが感染し、そのうち63羽が死亡した。当局は既に、感染したものを含めて、1490羽の鳥類を処分したという。
先月、青海省でも鳥インフルエンザが発生し、1000羽あまりの渡り鳥が死亡したと報じられた。今月の始め、新疆ウイグル自治区のカザフスタンに隣接する農場でも、1000羽以上のアヒルが、鳥インフルエンザに感染したばかり。
政府関係者は、鳥インフルエンザの感染は、渡り鳥の飛行路線に沿っており、東南アジアから、中部アジアに渡っていると見ている。さらにヒマラヤ山脈を超え、その他の地域まで広がることも懸念している。
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