七月一日を「中国共産党脱党の日」に

2005/06/25 更新: 2005/06/25

【大紀元日本6月25日】中国共産党の創立日7月1日に向かった、本部をアメリカにある「世界脱党サービスセンター」が6月21日に声明を公表し、中国共産党の誕生日と言われている7月1日を、中国共産党から脱退する「中国共産党脱党の日」に設定するようにと呼びかけた。

同声明によると、『九評』(共産党についての九つの論評)が脱党ブームを引き起こして以来、種々の妨害や障害を克服して、「ネットで脱党(共産党・共青団・少先隊の三つの中共組織からの離脱)を公表する人数はすでに250万を突破した」という。声明は、最近連続発生した元中国共産党幹部の海外亡命事件を、「『九評』と脱党ブームによってもたらされた必然の現象である」と述べた。

この「止めることのできない勢いで前進している脱党ブーム」を背景に、世界脱党センターは、「今年の共産党成立の日に際して、中国大陸および海外の華人、民主主義者、平和と自由を愛する政府、社団と民衆に対して、七月一日を『脱党の日』」に、七月を『脱党月間』に設定するよう呼びかける」。

以下は、声明文の全文。

「七月一日」を“全世界脱党日”に設定することに関する提案

『九評』(共産党についての九つの論評)と脱党の大ブームは人民の民意を示すものであり、天意に順ずるものである。脱党ブームは種々の妨害や障害を克服して、止めることのできない勢いで前進している。脱党のメッセージを発表した民衆たちは、人性が回復し、道徳や良知が復帰するようになり、ネットで脱党(共産党・共青団・少先隊の三つの中共組織からの離脱)を公表する人数はすでに250万を突破した。また、先日起きた中国のシドニー領事館の政務参事官が勇敢にも中共から脱退し、その邪悪な内幕を暴く事件は、『九評』と脱党ブームによってもたらされた必然の現象でもある。

共産主義という西洋から来た悪霊は中国政権を50年間(注:1949年中国共産党が政権を取った)にわたって盗み取り、中華民族や人民に80年間(注:1921年中国共産党が設立された)にわたって、無数の天災と変乱をもたらした。中国共産党執政の間、神仏を冒涜し、伝統を破壊し、人民を虐殺する統治の下で、中国8000万の人民たちが殺された。

中共という悪霊が大虐殺を行い、人民を迫害するつど、様々な嘘を通して人民を騙し、世界を愚弄してきた。最も卑劣なのは、毎年の7月1日の共産党成立の日に、民衆たちが中共を称えるように強制し、「偉大・光明・正確」と「一貫した正確な統治」を標榜することで、行われてきた弾圧運動を覆い隠してきた。まさに古今東西の罪悪の集大成であると言っても過言ではない。

したがって、今年の共産党成立の日に際して、七月一日」を“全世界脱党の日”に設定し、七月を“全世界脱党月間”に設定することを全世界脱党サービスセンターは中国大陸および海外の華人、民主主義者、平和と自由を愛する政府、社団と民衆に呼びかけたい。また集会、シンポジウム、記者会見、パレード、文化活動を通じて、『九評』をより広範に広めていく。さらに中国同胞が中共から脱退するようにと呼びかけると同時に、より多くの中共外交官や在外政府関係者の脱退を呼びかけていく。邪悪を世に知らしめ、脱党ブームの更なる発展のため、そして中華民族と全世界の華人が中共邪教から脱退し、輝かしい未来を手にすることができるよう、貢献していきたい。

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