【大紀元日本10月26日】中国当局に不法に逮捕監禁されていた中国朝鮮族・高成女氏(29歳)が7月20日、仁川国際空港に帰韓し、法輪功学習者と一般市民らの歓迎を受けた。
高氏は、韓国人男性・郭炳浩氏の妻で、2003年5月中国で結婚後、入韓手続中に法輪功学習者であるためにパスポート発行を拒否され、2004年5月不法に逮捕され、黒龍江省佳木斯(チャムス)強制労働収容所で拷問・洗脳された。
これに対し韓国市民は自発的に「高成女救援委員会」を立ち上げ、2004年8月に記者会見を行って各界に支援を呼びかけ、同時に「高成女救出ネット」を立ち上げ、韓国全土に署名活動を展開した。高氏の事件はすぐに韓国CBN,CBCが報道した。
これに賛同した韓国市民24万人から署名が集まり、今年3月に韓国議員34人が組織した「高成女救出委員会」は、中国国家主席・胡錦濤氏に高氏を釈放するよう書簡で要求した。天安市、忠清南道市議会等の71の全国地方議会・諸団体も高氏を釈放するよう要求する決議案を採択し、中共政府に圧力をかけた。
高氏は、今年5月13日に収容所を釈放され最終的に夫の待つ韓国に帰還した。
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