中国、鳥インフルエンザ感染拡大、雲南省と寧夏回族自治区にも

2005/11/24 更新: 2005/11/24

【大紀元日本11月24日】中国農業省22日夜の発表によると、新疆ウイグル族自治区ウルムチ市で新たに鳥インフルエンザの感染が確認されたほか、寧夏回族自治区銀川市と雲南省楚雄市でもはじめて高病原性鳥インフルエンザが確認されたという。これにより、中国の鳥インフルエンザ感染地はすでに7省4自治区となった。

農業省の発表によると、11月16日、新疆ウルムチ市達板城区のあるニワトリ養殖場で、38羽の家畜が死亡した。17日、寧夏銀川市興慶区大新鎮上前城村で、230羽のニワトリが死亡。同日、雲南省楚雄市富民鎮荷花村の養鶏所で、二千五百羽の死亡したニワトリが発見された。

国家鳥インフルエンザ参考実験室はすでに三箇所の感染がすべてH5N1B型の高発病的鳥インフルエンザによるものと確定した。

三省の疫病発生地域周囲の三キロ範囲内で、すでに17万4千五百八十八羽の養鶏が処分された。