中国湖南省、鳥インフルエンザ感染で死者

2006/02/12 更新: 2006/02/12

【大紀元日本2月12日】中国衛生部は、湖南省鳥インフルエンザの人への感染が確認され、20歳の女性が死亡したと発表した。

中央社の報道によると、患者は湖南省※(糸へんに妥)寧県に在住した女性で、1月27日に発症。発熱や肺炎などの症状が見られ、2月4日に死亡した。患者は発病前に自宅で飼育していた家禽を屠殺したことがある。

湖南省疫病予防コントロールセンターが検査を行なった結果、死亡した女性がH5N1型ウィルスに感染したことは判明された。衛生部門はすでに感染拡大の防止策を講じており、患者と接触した人への検査を急いでいる。

中国衛生部は、世界保健機構(WHO)や、台湾、香港、マカオとその他一部の国にこの患者の死亡情報を通知したという。

また、福建省在住の26歳の女性が鳥インフルエンザに感染していることも同時に発表された。

昨年10月以来、中国ではすでに12人が鳥インフルエンザに感染し、うち8人が死亡した。