【大紀元日本8月21日】インドネシア保健省は20日、西ジャワ州の女性(35)が17日死亡した件で、女性が鳥インフルエンザ(H5N1型)に感染していたことを確認した。女性の娘(9)が今月15日に、同様の鳥インフルエンザで死亡していることから、人から人への感染がはじまった可能性があると見て、警戒を強めている。同国の鳥インフルエンザ感染死亡者数はこれで46人目、世界最多の死者を出している。
WHOの情報によると、この村の中の3つの集落が現在調査中で、別の集落からは、他の症例が8月14日付で保健省に確認されている。この症例は17歳の男性で7月26日に発症し、現在回復している。ほかにも、重症呼吸器疾患で近所の20歳の男性が8月5日に死亡しており、いとこであることがわかっている。この症例からの検査検体は採取されていなかったので、この患者の死亡原因は不明のままであるが、H5N1感染が強く疑われる。
この村では現在、10人以上が感染を疑われており、ウイルスが変異して容易に人に感染する可能性があることから同政府は人から人への感染を視野に入れて調査している。
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