【大紀元日本3月27日】3月26日、中共関連組織(共産党・青年団・少先隊)から脱退声明を発表した人数を記録する計数板は2千万を超えた。2千万人中国人の中国共産党関連組織からの離脱を支援する大規模な集会が24日、米国ワシントンDCをはじめ、米国各地およびヨーロッパなどで数百の海外華人団体により同時に開かれた。
主催する「全世界中共脱退支援センター」、大紀元時報、希望の声、新唐人テレビ局が発表した公告によると、3月24日から4月8日まで、全世界各地で2千万中国人の中共脱退を支援する大規模な一連の活動が行われる。
米国ワシントン集会:悪党・中国共産党の根は引き抜かれた
24日、米ワシントンのキャピタルホール前で行われた集会で、2週間にわたる今回の活動の幕が開けられた。「全世界中共脱退支援センター」スポークスマン李大勇氏はスピーチで、2000万中国人の共産党関連組織からの離脱は、「悪党・中共の根が引き抜かれた」ことを意味するとし、「中共の崩壊は、根が引き抜かれたも同然で、何時でも起こりうる」という。李氏は、中国大陸の軍隊関係者に、脱党を急ぐよう呼びかけた。
「全世界中共脱退支援センター」ワシントン支部代表、中国問題専門家・張海連氏はスピーチで、電話を通じて中国大陸の民衆向けの脱党手続きを勧める活動について紹介した。「以前と比べ、電話を受けた人の半数以上が、即その場で脱党声明発表の手続きを望んでいる。広州市民によると、三退(共産党・青年団・少先隊からの脱退)はすでに市民がお互いに会ったときの挨拶言葉となっている」という。張氏によると、最近3カ月、中国大陸で中共脱退運動は急速に広がり、中共関連組織からの脱退人数は毎日著しく増加している。
ロサンゼルス集会:亡命中共党員が出席
中央社の報道によると、同日のロサンゼルス集会で、このほど中国大陸から米国に亡命し、公に脱党声明を発表した青年・張逢春氏も出席し注目を浴びた。もと中国南方で中国共産党の下級官吏として働いていた張氏は3月17日、ロサンゼルスで開催された中国社会民主党第2回代表大会において、その場で中国共産党(中共)からの脱退を宣言し、同時に社会民主党への参加を表明した。
張氏はメディアの取材に、「中国共産党は本当に腐敗が酷すぎる。この政党はもはや全く前途がない」と語り、中国共産党からの脱退を決意したという。
ロサンゼルス集会で脱退を宣言した亡命官吏の張氏(大紀元)
雑誌「チャイナ・アフェア」編集長で著名な政治評論家・伍凡氏も集会で演説を行った。伍氏は「中国大陸で起きている脱党ブームで脱党者数が百万人に達しただけで、多くの人がその信憑性を疑った。しかし、もしそれがうそであれば、どうして温家宝、胡錦濤が公にこれに触れなかったのか。メディアに質問されるのを恐れているからだ」と話し、「脱党ブームはすでに最も重要な段階に来ており、来年は人数がますます増えると予想される」という。
24日の支援集会は、米国では、サンフランシスコ、ヒューストンなどでも、米国以外では、ドイツ、フランス、スウェーデンでも行われた。日本では、4月1日午後1時15分から、東池袋中央公園(サンシャイン隣)で集会・パレードが行
韓国の支援パレード(大紀元)
北欧スウェーデン集会で(大紀元)
独ミュンヘン集会で、脱退運動支援に署名するドイツ人(大紀元)
仏パリ集会で(大紀元)
米ヒューストン集会で(大紀元)
米ロサンゼルス集会で(大紀元)
われる予定。
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