中国:鳥インフルで今年初の死者

2010/06/07 更新: 2010/06/07

【大紀元日本6月7日】中国衛生部6月4日の発表によると、3日、湖北省鄂州市の女性が鳥インフルエンザにより死亡。鳥インフルエンザによる今年初の死者となった。

死亡した女性は22歳で、妊娠4か月だった。5月23日に発症し、入院治療を受けていたが、3日未明に死亡した。湖北省疾病予防センターが女性の検体を調べたところ、強毒性「H5NI」型ウイルスが検出されたという。

女性は発症前に、死んだ家禽類に接触したことがあったが、当局による周辺地域の調査では鳥インフルエンザの発生は確認されなかったという。中国衛生部は、死亡した女性と接触した人たちの感染状況を調査中だが、感染者はまだ確認されていない。

中国で鳥インフルエンザによる死者が確認されたのは、昨年1月以来、およそ1年5か月ぶり。

(翻訳編集・張YH)