【大紀元日本3月29日】中国環境保護部は26日、黒龍江省の大気から極めて微量な放射性物質ヨウ素131が検出されたことを明らかにした。同部は東日本大震災で被災した福島原子力発電所から飛来したものだと見ており、微量のため、対策を採る必要はないという見方を示している。新京報が伝えた。
同部のウェブサイトによると、黒龍江省の堯河県、撫遠県、虎林県で設置された観測所から放射性ヨウ素131が検出され、放射線量はいずれも自然界から受ける線量の10万分の1以下のもので、人体に影響を与えることはないという。
専門家は気流の影響によるものと見ており、現段階では、国内のほかの観測所から検出されていないという。
(翻訳編集・高遠)
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