ドイツの自動車メーカー、ポルシェは30日、同社生産のSUV車、マカンSとマカンターボの2車種のエンジンに燃料漏れの不具合が起きているとして、世界各地で販売済みの全5万8881台を回収し燃料パイプを無料交換する、と発表した。
顧客からのクレームを受けて同社が詳しく調べたところ、燃料パイプから燃料が漏れる可能性があると発見した。現時点ではまだ事故や負傷者の報告はないという。
回収する全5万8881台のうち、米国は2万1835台、カナダは3490台、ドイツは3641台。
同社は、2014年にもエンジン不良に起因する発火問題でスポーツカー「911 GT3(2014年モデル)」のリコールを実施し、エンジン交換を行った。
(翻訳編集・叶子)
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