中国東南の広東省東莞市で8月31日、20メートルほどの高さの鉄製の支柱が支える巨大な看板が、強風にあおられ、倒壊する事故が起きた。ケガ人はでなかったものの、看板の向かいに立つ銀行の利用客や銀行員の車両8台が下敷きになり、大破した。
地元テレビの取材に応じた、現場近くにいた通行人の女性は「突然、空が暗くなったかと思ったら…(看板が)倒れてきた」と述べた。不運にも愛車に損害の受けた男性は「(修理費に)十万元はかかるだろう」と肩を落とした。
ネットで出回る動画は再生回数310万回を超え、多くのネットユーザが視聴した模様。当局の調査によると、看板を支えていた1メートル四方の土台部分と、鉄製の支柱を留めるネジがさびて、強風の圧力に耐えられなくなったという。
(編集・甲斐天海)
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