[リマ 12日 ロイター] – ペルー中央銀行は12日、政策金利を3.5%に据え置いた。公共・民間投資の増加に伴い、経済は低迷期から回復するとの見通しを示した。
ロイターの事前調査によると、14人のアナリストのうち13人が金利据え置きを予想。1人は、2カ月連続での利下げを予想していた。
ペルーでは洪水や汚職問題で公共事業が停滞し景気も低迷。中銀は5月、7月、9月に25ベーシスポイント(bp)の利下げを行った。
中銀は「経済は、なお潜在成長率を下回っている。ただ、民間・公共支出の増加を通じて、勢いは今後加速するだろう」との見方を示した。
今年通年の成長率は2.8%と予想した。昨年は3.9%だった。
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