[ドバイ/ロンドン 18日 ロイター] – 石油輸出国機構(OPEC)はロシアなどの主要産油国との協調減産を9カ月延長することで見解が収れんしつつあることが複数の関係筋の話で明らかになった。
ただ需要が予想より力強ければ延長の決定は来年初旬に持ち越される可能性があるとしている。
OPEC加盟・非加盟国による現在の減産合意の期限は2018年3月。OPEC関係筋3人は、同合意が2018年末まで延長される公算が大きいと指摘。4人目の関係筋は原油在庫を解消するためには6カ月から9カ月の延長が必要になるとの見方を示した。
また関係筋1人は、「需要が堅調に伸びれば(延長の)決定は来年初旬に持ち越される可能性があるが、11月に決定される公算も大きい」と指摘。OPECは11月30日にウィーンで総会を開くが、関係筋は11月に延長が決定されなかった場合、OPEC加盟・非加盟国は来年初旬にも会合を開く可能性があるとしている。OPECは通常5月もしくは6月にその年の初めての会合を開催している。
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