[ダナン(ベトナム) 10日 ロイター] – 環太平洋連携協定(TPP)参加11カ国が計画していた首脳会合は、10日に開催されないことになった。TPP参加国の首脳会合は、ベトナムでのアジア太平洋経済協力会議(APEC)に合わせて、この日午後に行われる予定だった。
米国の離脱を受けたTPP推進策を協議することになっていた。
複数の関係者によると、カナダのトルドー首相は会合に姿を見せなかった。
カナダの当局者は会合中止について、なお作業が残っていると述べた。「正しく進める必要があり、必要な時間をかける」とした。
前日には閣僚会合が開かれたが、何らかの合意がなされたかは不明。日本政府は大筋で合意したと明らかにしたが、カナダは否定的な見解をz示した。
カナダは8日、TPPを巡る合意を急がない方針を示していた。同国の立場はメキシコと同様、米トランプ政権との北米自由貿易協定(NAFTA)の再交渉によって一段と複雑化している。
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