[ローマ 26日 ロイター] – 欧州全域が寒波に見舞われている。イタリアの首都ローマでは数年ぶりの大規模な積雪があり、空の便にも影響が及んだ。
英気象当局によると、「東からの野獣」と呼ばれる寒波の影響で、欧州の多くの地域に強風が吹き荒れ、気温が大幅に低下した。
ローマの積雪規模は過去6年で最大。2月末としては数十年ぶりの規模。休校が相次ぎ、交通機関がまひ状態となったことで多くの人が出勤できなかった。バチカンのサンピエトロ広場では、司祭や神学校の生徒が雪合戦に興じる姿も見られた。
ローマのフィウミチーノ空港では夜間、1つの滑走路を残して全滑走路が閉鎖された。
寒波はほぼ今週いっぱい続く見通し。ベルギーの首都ブリュッセルでは今週、気温が氷点下10度まで下がると予想されている。
ドイツでは、国内最高峰のツークシュピッツェ山で氷点下27.5度を記録した。
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