[ワシントン 19日 ロイター] – 米上院外交委員会のボブ・コーカー委員長(共和党)は19日、トランプ大統領が国務長官に指名したポンペオ中央情報局(CIA)長官について、指名が承認された場合、北朝鮮やイランなどを巡り厳しい問題に直面するとの見方を示した。
コーカー上院議員はポンペオ氏との会談の前に「ポンペオ氏はイランや北朝鮮など数多くの厳しい問題のかじ取りを担うことになる」と指摘。「この点についてポンペオ氏と個人的に協議する予定だ」と述べた。
コーカー議員は、会談がポンペオ氏に対する「評価の開始」となると説明。会談後はポンペオ氏に非常に好印象を持ったと述べた。
コーカー議員は、ポンペオ氏の指名公聴会で上院外交委員会が支持を表明するかどうかは分からないと述べた。公聴会は早ければ4月12日に行われる。ただ共和党のランド・ポール議員は既に、ポンペオ氏の国務長官への指名に反対する意向を示している。
ポンペオ氏は19日、国務長官として更迭されたティラーソン氏に国務省で面会した。
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