[北京/ソウル 19日 ロイター] – 中国国営テレビは19日、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長が中国の北京に到着したと報じた。習近平国家主席に対し、前週の米朝首脳会談に関する説明を行うとみられている。金委員長の訪中は今年3度目。
国営テレビが金委員長の訪中を伝えるのは異例で、20日まで2日間の日程で滞在すると報じた。
中国は北朝鮮にとって外交的、経済的に最も重要な支援国であり、金委員長の訪問は外交関係者の中では広く予想されていた。
北京の人民大会堂に通じる目抜き通りの長安街や、金委員長と妻が3月の訪中時に滞在した釣魚台国賓館の外では、警察が警備を強化している。
中国は米朝関係の雪解けを歓迎しており、支援を提供。特に、トランプ米大統領が発表した米韓軍事演習の一時中止に満足の意を表明している。
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