[2日 ロイター] – 米通商代表部(USTR)は1日、2000億ドル相当の中国製品への関税引き上げ延期に関する通知を公表した。
USTRの報道官は、同通知について、5日に連邦公報に掲載される予定だと述べた。
通知は、昨年12月以降の交渉に進展がみられていることから関税引き上げは「もはや適切ではない」とし、「2018年9月に講じた措置の対象製品に適用される追加関税の税率は今後通知があるまで10%にとどまる」としている。
中国は2日、USTRの通知公表を歓迎した。
商務省のウェブサイトに掲載された声明で、国務院関税税則委員会の当局者の発言として、今後通知があるまで関税率を10%に維持するとのUSTRの発表を認識しており、この措置を歓迎するとの意向を表明した。
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