[ワシントン 14日 ロイター] – ムニューシン米財務長官は14日、通商問題を巡る米中首脳会談について、当初想定されていた3月末には開催されないと述べた。交渉のための作業がまだ残っているためだと説明した。
上院公聴会後に記者団に対し、両国は「出来るだけすぐに」合意できるよう「誠実に作業を進めている」と指摘。まだ多くの作業が残っているものの、進み具合に満足している、と説明した。
その上で「為替問題に関して前回から大きな相違はないと思う」と語った。
トランプ大統領は14日、ホワイトハウスで記者団に対し「中国との協議は順調に進んでいる」とし、「われわれが得る必要があるものは手中にしており、比較的速く進んでいる」と述べた。
さらに、その後のホワイトハウスでの別のイベントで「中国に関するニュースがあるだろう。おそらく、どちらにしても今後3─4週間に分かる」とし、中国は非常に責任感があり、理性的だと加えた。
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